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QunaSysとテクノスターが協業、量子CAEの産業応用へ

QunaSysとテクノスターは、量子コンピューティング技術とCAEを融合した次世代シミュレーション技術の実現に向けて基本合意書を締結。自動車や造船業界を対象に、実課題に基づくPoCの実施やニーズ探索を進めます。

生産現場のシステムNAVI編集部
QunaSysとテクノスターが協業、量子CAEの産業応用へ

この記事の要点: 量子コンピュータソフトウェア開発を手がける株式会社QunaSysは、CAEソフトウェア開発の株式会社テクノスターと、量子コンピューティング技術とCAE(計算機援用工学)の融合による次世代シミュレーション技術の実現に向けた協業の基本合意書(MOU)を締結しました。両社は今後、自動車や造船業界などの製造業に向けて、量子CAEのユースケース創出と産業応用を目指した活動を本格化させます。

発表内容のポイント

  • QunaSysの量子技術とテクノスターのCAE技術を融合し次世代シミュレーションを開発
  • 自動車や造船業界などの顧客ネットワークを対象に実課題への適用ニーズを探索
  • ユーザー企業を交えた三者による実課題に基づくPoC(概念実証)の実施を計画

発表の背景

QunaSysは化学・材料分野に加え、2024年以降CAE分野での共同研究を拡大し、自社ソルバーを持つCAEベンダーとの連携を模索してきました。一方、テクノスターは独自のCAEプリポストプロセッサや自社ソルバーを展開し、量子CAEによる次世代シミュレーション環境の構築を構想していました。両社の方向性が一致したことで、国産CAEの進化と量子技術の産業応用を加速させるための協業合意に至りました。

何が発表されたのか

本協業により、両社は具体的なロードマップに沿って活動を開始します。まず、テクノスターが強みを持つ自動車や造船業界を中心とした顧客基盤に対し、設計・開発現場が抱える実課題のヒアリングとニーズ探索を共同で行います。その後、具体的な課題に対してユーザー企業、テクノスター、QunaSysの三者によるPoC(概念実証)を実施し、量子CAEの適用可能性を検証します。さらに、共同セミナーやイベント出展を通じて、業界内での量子CAEの認知拡大と定着を図ります。

製造業・生産管理への見方

製造業の設計・開発プロセスにおいて、CAEによるシミュレーションは不可欠な技術となっています。今回の量子技術とCAEの融合は、従来の計算環境では困難だった複雑な物理現象の解析や、計算時間の劇的な短縮など、次世代のシミュレーション環境をもたらす可能性を秘めています。特に自動車や造船、電機といった大規模で複雑な構造解析や材料設計を必要とする分野において、開発期間の短縮や品質向上に寄与するDX推進の新たな選択肢として注目されます。

現場で確認したいポイント

  • 自社の設計・開発プロセスにおけるCAEシミュレーションの計算負荷や限界値の把握
  • 量子CAEが自社の解析課題(構造、流体、材料など)にどのように適用できるかの情報収集
  • 今後実施される共同セミナーやPoC公募などの具体的な連携機会の有無

確認しておきたい点

本発表は協業に関する基本合意(MOU)の締結であり、具体的な量子CAE製品の提供時期や、具体的な対応ソルバーの仕様、PoCの公募条件などは現時点で明記されていません。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社QunaSys
発表日時 2026-07-09 10:00:02
元記事 PR TIMESで読む

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