この記事の要点: NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は、経済産業省が2026年度末に導入を予定している「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)」への対応状況を可視化するアセスメントサービスの提供を開始しました。セキュリティ対策実行支援プラットフォーム「Secure SketCH」上で設問に回答することで、同制度が定める「★3」および「★4」水準に対する自社の対応状況を把握できます。
発表内容のポイント
- SCS評価制度の「★3」「★4」水準に対する自社の対応状況と差分を可視化
- 専門コンサルタントがヒアリングを行い、妥当性の確認や具体的な対策方針を提示
- Secure SketCHを基盤に活用し、複数人での編集や進捗に応じた継続的な評価が可能
発表の背景
近年、サプライチェーン全体を狙ったサイバー攻撃の脅威が増す中、経済産業省は企業のセキュリティ対策レベルを共通基準で評価・可視化する「SCS評価制度」の導入を2026年度末に予定しています。この制度は発注者と受注者双方の評価負担を軽減し、全体のセキュリティ水準を底上げすることを目的としています。制度への対応は任意ですが、発注元から対応を求められるケースが想定されるため、企業は自社の現状を正確に把握する必要性が高まっています。
何が発表されたのか
本サービスは、プラットフォーム上での設問回答、専門コンサルタントによるヒアリング、対策方針の整理、最終報告書の提供までを約3か月で実施するものです。セルフチェックだけでは判断が難しい回答内容を専門家が精査し、優先すべき推奨対策を整理します。また、基盤となる「Secure SketCH」の機能により、証跡の一元管理や複数担当者による同時編集に対応しており、利用期間中は対策の進捗状況を更新して継続的に再評価を行うことができます。
製造業・生産管理への見方
製造業においては、部品メーカーや加工会社など多層的なサプライチェーンが構築されており、1社のセキュリティ不備がサプライチェーン全体の稼働停止を招くリスクがあります。今後、大手メーカーなどの発注元から「SCS評価制度」への対応や特定水準のクリアを取引条件として求められる場面が増えると考えられます。本サービスを活用して自社のセキュリティ対策状況を客観的に可視化し、具体的な改善を進めることは、取引先からの信頼維持や製造業DXを安全に推進する上で重要な取り組みとなります。
現場で確認したいポイント
- 主要な取引先からSCS評価制度への対応や、特定の星(★)数の取得を求められる予定があるか
- 自社のセキュリティ対策状況を客観的に評価し、不足している要素を洗い出せているか
- アセスメントの実施から対策方針の策定までに必要な期間(標準約3か月)を確保できるか
確認しておきたい点
SCS評価制度への対応は任意とされていますが、実際の取引においてどの程度重視されるかは発注元企業の意向に依存します。また、本サービスによるアセスメントの所要期間は標準的に約3か月とされているため、制度導入時期に合わせた計画的な準備が必要です。
関連リンク
- 発表企業サイト:NRIセキュアテクノロジーズの公式ホームページ
- 関連ページ:本アセスメントサービスに関するニュースリリース
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 |
| 発表日時 | 2026-06-30 12:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |