この記事の要点: 株式会社ワンダーシェアーソフトウェアは、建設・建築業界の自社ソフト利用者40名を対象に、日常の文書業務やPDF・AI活用に関する調査を実施しました。調査結果から、図面や契約書のデジタル化が進む一方で、現場とオフィスの連携や図面の版管理、共同作業の難しさに課題を抱えている実態が明らかになりました。また、AI技術に対しては図面処理と同等以上に、日々の事務作業の負担軽減を求める声が強いことが示されています。
発表内容のポイント
- 扱う文書は契約・帳票類とCAD図面・施工図の二系統が中心で、PC利用が主流
- 現場の注釈をPCへ即時反映したいニーズが高く、版管理や共同作業に課題あり
- AIに期待する役割は、音声の文字起こしや議事録整理など事務作業の削減が上位
発表の背景
建設・建築業界では、図面や契約書、報告書など多種多様な文書が日常的に発生します。これらの文書業務やPDF活用の実態、さらにはAI技術への期待値を把握するため、PDF編集ソフト「PDFelement」の利用者を対象としたアンケート調査が実施されました。回答者の過半数が1〜10名規模の企業に所属しており、中小規模の現場におけるリアルな課題感が反映されています。
何が発表されたのか
調査によると、PDFの閲覧・編集はWindows PCが90%を占める一方、スマートフォンやタブレットの併用も進んでいます。しかし、「現場で加えた注釈をPCにすぐ反映したい」「常に最新版の図面を確認したい」といった要望が多く、現場とオフィスの情報連携に分断が生じている現状が分かりました。また、AIに支援してほしい業務としては、翻訳やチャット機能に加え、音声記録の自動文字起こしや会議議事録の自動整理、ファイルの自動分類といった事務作業の効率化を求める声が目立っています。
製造業・生産管理への見方
製造業や生産管理の現場においても、設計図面や指示書、検査報告書といった多種多様な文書の管理は共通の課題です。特に、工場現場と設計・管理部門との間で「最新版の図面が共有されていない」「現場での書き込みが即座にシステムに反映されない」といった情報の非対称性は、手戻りやミスの原因となります。本調査で示された、図面の版管理や共同作業のしづらさという課題、そしてAIによる事務作業の自動化ニーズは、製造業DXを推進する上でも極めて示唆に富む内容と言えます。
現場で確認したいポイント
- 自社の製造現場と事務所間で、図面や指示書の最新版がリアルタイムに共有されているか
- 現場で発生したメモや修正内容を、二重入力なしで管理システムに反映する仕組みがあるか
- 報告書作成やデータ整理などの事務作業に、AIやITツールを導入して省力化できる余地はあるか
確認しておきたい点
本調査は、特定のPDF編集ソフト「PDFelement」の利用者40名を対象とした限定的なアンケート結果であり、業界全体の標準的な統計値とは異なる場合があります。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社ワンダーシェアーソフトウェアの公式サイト
- 発表企業のPR TIMESページ:企業のプレスリリース一覧
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社ワンダーシェアーソフトウェア |
| 発表日時 | 2026-06-30 12:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |