ニュース

タキロンシーアイ、体積半減と高トルクを両立した新型コアレスモータを開発

タキロンシーアイは、従来比で体積を約50%削減しながら同等以上の起動トルクを実現した、外径17.4mmの新型コアレスモータを開発。受注生産方式での提供を開始しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
タキロンシーアイ、体積半減と高トルクを両立した新型コアレスモータを開発

この記事の要点: 総合樹脂加工メーカーのタキロンシーアイ株式会社は、体積を従来比で約50%削減しつつ、高いトルク性能を維持した新型コアレスモータ(外径17.4mm高トルク品)を開発し、受注生産方式での提供を開始しました。自動化や小型化が進む産業用ロボット、医療機器、精密機器などの分野に向けて、機器の高性能化と省スペース化を両立する新たな選択肢を提示しています。

発表内容のポイント

  • 既存の22mm径品と比較して、体積を約50%削減しながら同等以上の起動トルクを確保
  • 既存の17.4mm径品と同体積の比較では、起動トルクを1.8倍に向上させることに成功
  • 外径4mmから22mmまでのサイズレンジに対応し、現在は12mm径の高トルク品も開発中

発表の背景

産業界における機器の自動化や小型化、高効率化の進展に伴い、マイクロモータ市場は拡大を続けています。タキロンシーアイは、過去に培った超小型振動モータの開発技術力を活かし、限られたスペースでより強い力を発揮できるモータへの需要に応えるため、今回の「小型化とトルク強化」を両立した新型コアレスモータの開発に至りました。

何が発表されたのか

今回開発された「外径17.4mm高トルク品」は、24V仕様において優れた省スペース性と出力向上を実現しています。既存の22mm径品から置き換える場合は、モータ胴体部の体積を約半分に抑えながら同等以上の起動トルクを維持できるため、製品全体のダウンサイジングに貢献します。また、既存の17.4mm径品から置き換える場合は、設計サイズを変更することなく起動トルクを1.8倍に高めることが可能で、既存製品のパワーアップを容易にします。

製造業・生産管理への見方

製造現場における自動化設備や搬送ロボット、精密アセンブリ装置の設計において、アクチュエータの小型・軽量化と高出力化は常にトレードオフの関係にあります。今回の新型コアレスモータは、受注生産方式により個別設計や仕様調整に対応できるため、装置の内部スペースが限られる製造用ロボットの関節部や、精密な制御が求められる生産ラインの駆動部において、設計の自由度を大きく広げる要素技術として期待されます。

現場で確認したいポイント

  • 自社の自動化設備や製品設計において、モータの省スペース化や出力向上が必要な箇所があるか
  • 受注生産方式における具体的な納期、最小発注数量(MOQ)、および試作対応の可否
  • 現在開発中とされる外径12mm高トルク品など、他サイズ展開のリリース時期や仕様

確認しておきたい点

プレスリリースに記載されている体積比較は、モータ胴体部のみを円柱モデルとして算出した理論値です。実際の組み込みスペースや配線、取付部を含めた実寸法については、個別設計の段階でメーカーへの確認が必要です。

関連リンク

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 タキロンシーアイ株式会社
発表日時 2026-06-29 15:05:52
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です