この記事の要点: アイリスオーヤマ株式会社は、同社として初めてソフトウェアとハードウェアの開発・製造を完全内製化した法人向けのDX清掃ロボット「JILBY(ジルビー)」を2026年7月1日より発売します。グループ会社の株式会社シンクロボがソフトウェア開発を担い、自社の大連工場でハードウェアを製造する体制を構築。製品の企画から製造、販売、アフターサービスまでの一貫体制を確立し、現場の声を迅速に反映した製品供給を目指します。
発表内容のポイント
- ソフト・ハードの完全内製化により、個別ニーズに応じた柔軟な機能拡張に対応
- 自動充電機能と着脱式バッテリーの併用により、バッテリー交換での連続稼働が可能
- NTT西日本グループのプラットフォームと連携し、AIが最適な清掃ルートを提案
発表の背景
国内の労働力不足を背景に、物理的タスクを遂行する「フィジカルAI」やAIロボットの導入に関心が高まっています。アイリスオーヤマは2020年にロボティクス事業に参入し、業務用清掃ロボット分野で実績を重ねてきました。2023年にはロボット開発ベンチャーのシンクロボをグループ会社化し、ロボットメーカーベンダーとしての自立と、ユーザーの意見を迅速に反映できる開発体制の構築を進めていました。
何が発表されたのか
「JILBY」は、床面の集塵清掃を自動で行うロボットです。自動充電機能のほか、稼働音を抑える静音モード、10インチの大型モニター、メンテナンスしやすい設計など、実用性を重視した仕様を備えています。さらに、NTT西日本グループが提供する「AIロボティクスプラットフォーム」と連携することで、蓄積された清掃データを基にAIが最適な清掃ルートや頻度、時間帯を提案する機能を搭載。今後はエレベーターや自動ドアなどの外部システムとの連携機能も順次追加予定です。
製造業・生産管理への見方
製造現場や工場・倉庫の管理において、省人化とクリーンな環境維持の両立は重要な課題です。本製品は完全内製化されたことで、導入施設の環境や既存の外部システムに合わせたカスタマイズ、柔軟なアップデート対応が期待できます。また、LiDARセンサーや3Dカメラ、超音波センサーなどの多重センサーによる高い障害物検知能力を備えており、人や設備が動く現場での安全な自律走行運用を支援します。バッテリー着脱式のため、稼働時間を調整しやすい点も24時間稼働する現場に適しています。
現場で確認したいポイント
- 自社の工場や倉庫の床面素材やレイアウトにおいて、十分な集塵能力を発揮できるか
- 既存の生産管理システムや、将来的な自動ドア・エレベーター等の設備連携の可否
- 連続稼働に必要な予備バッテリーの導入コストと、具体的なメンテナンスサイクル
確認しておきたい点
ロボットの清掃能力、稼働時間、充電時間は利用環境によって異なる場合があるほか、仕様や外観は予告なく変更されることがあります。また、AIプラットフォーム連携などの一部機能はオプション対応となります。
関連リンク
- JILBY 製品ページ:DX清掃ロボット「JILBY」の製品詳細情報
- 発表企業サイト:アイリスオーヤマ株式会社の公式企業サイト
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | アイリスオーヤマ株式会社 |
| 発表日時 | 2026-06-26 10:31:30 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |