ニュース

ラズパイ対応業務用センサに温湿度モデル追加、最大15mの長距離配線に対応

メカトラックスがラズベリーパイ対応の業務用センサシリーズに温湿度センサを追加。堅牢な金属筐体を採用し、最大15mの長距離配線や複数センサの組み合わせ接続が可能です。

生産現場のシステムNAVI編集部
ラズパイ対応業務用センサに温湿度モデル追加、最大15mの長距離配線に対応

この記事の要点: メカトラックス株式会社は、ラズベリーパイに対応した業務用センサシリーズの新製品として、温湿度センサ(SHT45搭載)の販売を2026年6月23日に開始しました。本製品は堅牢な金属筐体にセンサ素子を収めたユニットで、既存のCO2センサや加速度センサと組み合わせて最大4チャンネルまで接続可能です。I2Cバス延長技術により最大15mの長距離配線に対応し、製造現場での環境データ測定を容易にします。

発表内容のポイント

  • SUS304製筐体と多孔質焼結部材により、通気性と耐久性を両立した温湿度センサ
  • I2Cバス延長技術の実装により、最大15mの長距離配線と複数センサの混在接続が可能
  • 既存の4chインターフェース基板をそのまま活用でき、配線や制御の追加学習が不要

発表の背景

製造現場や産業用IoTの分野では、試作(PoC)から本導入までスムーズに移行できるシステムが求められています。ラズベリーパイは開発の容易さから広く使われていますが、実環境での耐久性や配線距離の制限が課題でした。同社はこれらの課題を解決するため、実績のあるセンサ素子を堅牢な筐体に収め、長距離配線に対応した業務用センサシリーズを展開しており、今回新たに温湿度測定への対応を図りました。

何が発表されたのか

新発売の温湿度センサは、Sensirion製の「SHT45」素子を採用し、SUS304製の専用筐体に収めています。計測部には多孔質の焼結部材を使用することで、通気性を保ちながら耐久性を確保しました。また、本体部に鏡面に近い仕上げを施して日射の影響を抑え、熱源となるインターフェース部とセンサ素子を離す設計により、計測の信頼性を高めています。既存の4chインターフェース基板を介して、CO2や加速度センサと自由に組み合わせて最大4台まで接続可能です。

製造業・生産管理への見方

工場内の環境管理や生産設備の監視において、温度・湿度の把握は品質管理や熱中症対策の観点から極めて重要です。本製品は、1台のラズベリーパイに対して温湿度センサを多点配置したり、CO2や振動(加速度)センサと混在させて一括管理したりする構成を容易に実現します。最大15mの配線が可能なため、大型の生産装置や離れた作業エリアのデータを1箇所に集約しやすく、製造業DXにおける現場データの収集基盤として実用的な選択肢となります。

現場で確認したいポイント

  • 長距離配線を行うには、別売のセンサ用4chインターフェース基板との併用が必要な点
  • 直射日光の当たる場所では正確な計測ができないため、設置場所の選定に注意すること
  • 2026年6月23日より販売開始され、商品の発送は2026年7月上旬以降となる点

確認しておきたい点

直射日光が当たる場所での使用は正確な計測ができないため避ける必要があります。また、最大15mの長距離配線や複数接続を行うには、センサユニット単体ではなく、同シリーズのセンサ用4chインターフェース基板との併用が前提となります。

関連リンク

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 メカトラックス株式会社
発表日時 2026-06-25 10:20:02
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です