この記事の要点: 株式会社ドリーム・アーツは、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」において、KDDI株式会社がトライアル提供中の「Gemini on Google Distributed Cloud」への対応に向けた実証実験(PoC)を開始しました。本取り組みにより、利用企業は重要な業務データを国内に保持したまま、高度な生成AIを活用した業務変革を実現できる環境の構築を目指します。
発表内容のポイント
- 国内データセンターを活用し、データ主権を日本国内に保持したままAIを利用可能に
- 大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB」のデータとAI機能の連携を検証
- 機密情報の国外移転やガバナンスの課題をクリアし、安全な業務変革の実現を目指す
発表の背景
近年、生成AIの業務活用が注目される一方、大企業では機密情報や業務データの国外移転への懸念、データ取り扱いの不透明性、国内規制への適合性といった課題から、AI導入に慎重な検討が求められていました。特に製造業などでは、データの信頼性やガバナンスへの不安から検証段階にとどまるケースが多く、「データを国内に保持したまま、高度なAIを安全に活用したい」というソブリンAIへのニーズが高まっています。
何が発表されたのか
今回の実証実験では、KDDIが大阪堺データセンターでトライアル提供している、オンプレミス環境でGoogleの生成AIモデルを利用できる「Gemini on Google Distributed Cloud」を活用します。SmartDBに蓄積されたワークフローや業務プロセスなどのデータ主権を国内に担保しつつ、2026年4月に提供を開始したAIオプション機能「SmartDB Practical AI」を安全に利用できる環境の構築を目指します。これにより、高度なAI推論と厳格なデータ管理の両立を図ります。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産現場や管理部門では、図面情報、技術ノウハウ、生産計画といった極めて機密性の高いデータを扱うため、一般的なクラウド型AIサービスへのデータ送信に強い懸念がありました。今回の国内データ主権を担保したAI活用の取り組みが進めば、製造現場の業務プロセスや蓄積されたデータを外部に漏洩させることなく、安全にAIによる分析や自動化を適用できるようになります。生産管理のデジタル化(DX)をセキュリティ面から強力に後押しする技術として期待されます。
現場で確認したいポイント
- 自社のセキュリティポリシーやデータガバナンス基準に適合する構成か確認する
- SmartDBに蓄積されている業務データとAI機能の連携で、どのような業務効率化が見込めるか整理する
- KDDIが提供するトライアル環境の仕様や、今後の正式提供に向けたスケジュールを把握する
確認しておきたい点
本取り組みは対応に向けた実証実験(PoC)の段階であり、具体的な正式リリース時期や利用料金、詳細なシステム要件については原文に記載がありません。今後の進捗情報を確認する必要があります。
関連リンク
- ドリーム・アーツ プレスリリース:本取り組みに関する詳細なプレスリリース情報。
- 株式会社ドリーム・アーツ 公式サイト:発表企業であるドリーム・アーツの企業情報。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社ドリーム・アーツ |
| 発表日時 | 2026-06-25 08:30:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |