この記事の要点: 日本アイアール株式会社のアイアール技術者教育研究所は、セラミック積層部品および多層基板の製品化・量産化に向けた実践的な技術を体系的に学べる公開セミナーを2026年9月にオンラインで開催します。原料製造からシート成形、積層、焼成、端子電極形成にいたる各工程の条件設計や不具合対策、さらに解析・評価技術や特許出願の考え方まで、実務に直結するプロセス技術を網羅的に解説する内容です。
発表内容のポイント
- 原料調達からシート成形、積層、焼成、端子電極形成まで全工程を網羅
- SEMやX線、超音波などを用いた不具合対策に役立つ解析・評価技術を紹介
- 開発成果を自社技術の保護や他社牽制に活かすための特許出願例も解説
発表の背景
セラミック積層部品や多層基板は、電子機器を支える重要な機能部品として幅広く利用されています。これらは材料や構造が異なる場合でも、製造方法や設備には共通する要素が多く、製造条件の適正化においては共通した技術確立の考え方が重要です。特に開発・試作段階から量産化へ移行する過程では、各工程における条件設計や不具合対策が課題となるため、実務視点での体系的な知識提供が求められていました。
何が発表されたのか
本セミナーでは、栗原光技術士事務所株式会社の代表取締役である栗原光一郎氏を講師に迎え、セラミック積層部品・多層基板の総合プロセス技術を解説します。具体的には、素原料粉の選定やスラリー調整といったシート成形前工程から、シート成形、ビアホール形成、内部配線印刷、積層・圧着、焼成までの各工程における要点を整理します。さらに、クリーン環境の管理方法や、SEM/EDX、EPMA、マイクロフォーカスX線透視装置、超音波探傷装置などを用いた解析・評価技術、プロセス開発の成果を保護する特許出願の推進方法まで幅広くカバーします。
製造業・生産管理への見方
電子部品や基板の製造現場において、試作から量産への移行期における歩留まり改善や不具合対策は、生産管理や製造技術の担当者にとって極めて重要なテーマです。本セミナーは、各製造工程における具体的な管理指標(シート密度、空隙率、粘度など)や、印刷スクリーン・スキージの選定・管理といった現場レベルの実務ノウハウを提供します。また、不具合発生時の原因究明に不可欠な各種解析装置の活用法を学ぶことで、生産現場における品質管理体制の強化や、製造プロセスの早期安定化に寄与することが期待されます。
現場で確認したいポイント
- 自社の試作・量産プロセスにおけるシート成形や焼成条件の課題と合致するか
- SEMやX線などの解析装置を用いた不具合解析手法が自社の品質管理に適用できるか
- 開発した製造方法や設備に関する特許出願・知財保護の体制が整っているか
確認しておきたい点
受講料は税込49,500円で、定員は30名となっています。受講を検討する際は、自社の技術課題とセミナープログラム(シート成形、印刷、焼成、解析など)の整合性を事前に確認しておく必要があります。
関連リンク
- セミナー詳細ページ:セミナーのプログラム詳細や申し込み方法
- 日本アイアール株式会社 公式サイト:主催企業の会社概要や提供サービス
- 日本アイアールのPR TIMESページ:主催企業のプレスリリース一覧
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 日本アイアール株式会社 |
| 発表日時 | 2026-06-24 11:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |