この記事の要点: 株式会社JR東日本スマートロジスティクスと株式会社Kiviaqは、2026年6月23日より、多機能ロッカー「マルチエキューブ」を活用した処方薬のロッカー受け取りサービスを開始しました。本サービスは、利用者が薬局に立ち寄ることなく、通勤や通学などの生活動線上にある駅ロッカーで、非対面・非接触にて処方薬を受け取れる仕組みです。まずは東京駅や品川駅などJR東日本の主要7駅の一部ロッカーから開始し、順次拡大を目指します。
発表内容のポイント
- 多機能ロッカーを活用し、駅での非対面・非接触による処方薬受け取りを実現
- LINEで受取場所にロッカーを指定し、送付された予約番号で解錠する簡易な操作性
- 1つのロッカーへの集約配送により、ラストワンマイルの物流効率化と再配達削減に貢献
発表の背景
JR東日本スマートロジスティクスは、駅の物流拠点化を目指して多機能ロッカーの全国展開を進めており、処方薬受け取りの実証実験を重ねてきました。一方、Kiviaqは都内で処方薬の配送サービスを展開する中で、「在宅時間中に受け取れない」「プライバシーを守りたい」といった自宅配送だけでは解決できない課題を抱えていました。両社は、駅のロッカーネットワークと調剤・配送オペレーションを組み合わせることで、これらの課題解決を図ります。
何が発表されたのか
本サービスは、KiviaqのLINEアカウント上で受取場所に「マルチエキューブ」を選択することで利用できます。調剤された処方薬が指定のロッカーに届けられると、利用者に6桁の予約番号がLINEで通知され、それをロッカーの操作パネルに入力して解錠・受け取りを行います。サービス開始時点の対象駅は、東京、有楽町、新橋、浜松町、高輪ゲートウェイ、品川、大崎の7駅です。ロッカー格納後24時間以内であれば、都合の良いタイミングで受け取ることが可能です。
製造業・生産管理への見方
製造業や生産管理の視点において、本取り組みは「ラストワンマイル物流の効率化」と「共有インフラの多目的活用」の好例と言えます。個別の宅急便配送から、駅という交通結節点に設置されたロッカーへの「集約配送」へとシフトすることで、配送ルートの最適化と再配達コストの削減を同時に実現しています。また、1台で預入や発送など複数の機能を持つ多機能ロッカーを、医療品という専門性とプライバシーが求められる荷物の受け渡しに活用するサプライチェーンの設計は、今後のスマート物流や製造業における部品・資材の非対面受け渡し管理の仕組みづくりにおいても、大いに参考になるビジネスモデルです。
現場で確認したいポイント
- 処方薬という温度管理やセキュリティが求められる物品の、ロッカー内での品質保持体制
- 対象駅や対象ロッカーが今後どのように拡大され、配送網が構築されていくか
- LINE連携による本人確認や、誤配送・未受領が発生した際の回収オペレーションの運用方法
確認しておきたい点
本サービスは格納後24時間以内に受け取る必要があり、ロッカーの営業時間によって利用可能時間が制限される場合があります。また、現時点ではJR東日本の主要7駅の一部ロッカーのみが対象となっています。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社Kiviaqの公式ホームページです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社Kiviaq |
| 発表日時 | 2026-06-23 14:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |