この記事の要点: 株式会社システムインテグレータは、企業間取引における受発注から支払通知までのプロセスを統合し、ERPと連携するデータ連携基盤「SI B2B Connect」を2026年10月より提供開始します。本サービスは、取引先ごとに乱立するWeb-EDIやFAXによる情報の分断を解消し、取引データをERP上で一元管理するクラウドサービスです。確認や再入力といった手作業を削減し、取引状況の可視化を実現します。
発表内容のポイント
- 取引先のやり方を変えずに、FAXや各種EDIなどの異なるデータ形式を標準化
- 国産Web-ERP「GRANDIT」などのERPと連携し、取引データの一元管理が可能
- 調達リードタイムの短縮やリアルタイムな在庫管理により、欠品・過剰在庫を抑制
発表の背景
多くの企業がデータ活用やAI導入を見据えてERPの刷新に取り組む一方、取引先とのやり取りには依然としてFAXやメール、個別のWeb-EDIが使われており、企業間の「境目」でデータが途切れる課題がありました。取引先に新たなシステムの導入を強いることは難しく、自社側で異なるフォーマットに対応せざるを得ない状況が、システム投資の効果やデータ活用を阻む要因となっていました。
何が発表されたのか
「SI B2B Connect」は、購買、受発注、出荷、検収、支払通知といった一連の取引プロセスをカバーするデータ連携基盤です。取引先は従来通りの通信手段やフォーマットを維持したまま、本基盤がデータ形式の違いを吸収して標準化します。これにより、自社側は手動でのデータ突合や再入力の手間から解放され、ERPへスムーズにデータを取り込むことが可能になります。2026年10月よりサブスクリプション形式で提供される予定です。
製造業・生産管理への見方
製造業の調達・購買部門において、部品サプライヤーとのやり取りは生産管理の要です。本基盤の導入により、発注データがサプライヤーへ自動連携され、出荷や納期回答のデータも自社ERPへ自動で反映されるようになります。これまで手作業で行っていた納期回答の転記作業や、それに伴う入力ミス、タイムラグが解消されます。結果として、調達リードタイムが短縮され、リアルタイムな在庫状況の把握が可能になるため、突発的な部品欠品によるライン停止リスクや過剰在庫の削減に寄与します。
現場で確認したいポイント
- 自社が導入しているERP(GRANDIT等)との具体的な連携仕様や開発範囲
- 既存の取引先が利用している多様なFAX・Web-EDIのフォーマットにどこまで対応できるか
- 2026年10月の提供開始に向けた、詳細な料金体系や導入スケジュールの確認
確認しておきたい点
本サービスは現在開発中であるため、画面構成や表示内容、仕様などは予告なく変更される場合があります。また、詳細な提供価格については提供開始に向けて順次案内される予定となっています。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社システムインテグレータ |
| 発表日時 | 2026-10-14 11:10:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |