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Shelltasのホタテ貝殻由来素材「SeaFect」大田区の展示会に採択

株式会社Shelltasが開発した、ホタテ貝殻を原料とする高機能カルシウム素材「SeaFect」が「Meet New Solution OTA 2027」に採択。建材や水処理など複数産業への応用が進む新素材の技術基盤を紹介します。

生産現場のシステムNAVI編集部
Shelltasのホタテ貝殻由来素材「SeaFect」大田区の展示会に採択

この記事の要点: 株式会社Shelltasは、ホタテ貝殻を原料とする海洋由来カルシウム素材「SeaFect(シーフェクト)」の技術展開に向けて、2027年2月に開催される展示会「Meet New Solution OTA 2027」の出展企業に採択されたと発表しました。同社は独自の焼成・加工技術により、従来の貝殻焼成カルシウムの課題を克服。農業や水産養殖、建材、水処理など幅広い産業分野への社会実装とグローバル展開を進めています。

発表内容のポイント

  • ホタテ貝殻を独自技術で加工した高機能カルシウム素材「SeaFect」を展開
  • 抗菌や消臭、建材の機能性向上、陸上養殖向け水質設計など幅広い分野へ応用
  • 大田区の展示会への出展を機に、ものづくり企業との共同開発や量産化を模索

発表の背景

カルシウムは自然界に豊富に存在する一方、溶解性や発熱、取り扱いの難しさから産業用素材としての用途に制約がありました。Shelltasは約9年間にわたりカルシウムと水、生物、微生物の関係を研究。独自の焼成技術などにより課題を解決し、特許を含む知的財産基盤を構築しました。単なる廃棄物利用にとどまらず、世界各地の貝殻資源を現地で高機能素材化する地域循環型の事業モデルを目指しています。

何が発表されたのか

同社のコア技術である「SeaFect」は、すでに農業用資材や除菌液として製品化されており、海上自衛隊への採用実績もあります。第三者機関の試験では、細菌への抗菌作用やウイルスの不活化、消臭、ホルムアルデヒド低減などの効果が確認されています。さらに、この素材技術を応用した水環境設計技術「Water OS」の開発も進行中。閉鎖型陸上養殖システム(RAS)において、魚介類が生き続けられる水環境そのものを設計する技術として、シンガポールの研究機関などと検証を進めています。

製造業・生産管理への見方

製造業や建材開発の現場において、環境負荷を低減するサステナブルな機能性素材の確保は重要な課題です。「SeaFect」は、塗料や建材に練り込むことで素材自体に抗菌・防カビなどの機能を持たせる研究が進められており、中東の大手塗料メーカーとの共同検証も始まっています。高度な加工技術が集積する大田区のものづくり企業との連携により、新たな複合材料の開発や、量産化に向けた製造プロセスの確立が期待されます。

現場で確認したいポイント

  • 自社の塗料や建材、樹脂などの新製品開発において、抗菌・消臭機能の付与が可能か
  • 陸上養殖や工場排水処理などの水処理プロセスにおいて、水質設計技術の応用余地があるか
  • 大田区の展示会「Meet New Solution OTA 2027」で、具体的な技術仕様やサンプルを確認できるか

確認しておきたい点

本素材の建材や水処理分野への応用は現在も検証段階にあり、具体的な製品スペックや量産時のコスト、各国の規制対応状況については、今後の共同開発や検証結果を注視する必要があります。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社Shelltas
発表日時 2026-10-06 14:00:01
元記事 PR TIMESで読む

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