この記事の要点: 戸建て住宅の外構・エクステリア工事の見積もりサイトを運営する株式会社ソーラーパートナーズは、加盟外構業者208社を対象に「インターロッキング舗装に関する実務アンケート」を実施しました。調査の結果、インターロッキングの沈下やガタつきを防ぐためには、表面のブロック選定だけでなく、地盤の締固めや路盤の転圧といった「下地づくり」が極めて重要であることが明らかになりました。
発表内容のポイント
- 沈下や段差の主因は「地盤の締固め不足」が79.8%、「路盤の転圧不足」が70.2%
- プロとDIYの施工品質で最も差が出る工程は「砕石・路盤づくり」が74.0%で最多
- 駐車場など荷重がかかる場所では、適切なブロックの厚さ・強度と路盤の厚さが必須
発表の背景
工場や事業所の敷地内舗装、アプローチ整備において、景観性に優れるインターロッキングブロックは有力な選択肢です。しかし、施工後の沈下や雑草の発生といったトラブルも少なくありません。本調査は、施工現場の実務に携わる専門業者の知見を集約し、施工不良を防ぐための具体的なポイントや維持管理の課題を明らかにすることを目的に実施されました。
何が発表されたのか
調査によると、インターロッキングをおすすめしにくい条件として「大型車や重量のある車が頻繁に出入りする場所」が80.3%、「地盤が弱い場所」が72.1%に上りました。また、施工後に発生しやすいトラブルである「沈下・ガタつき・段差」の原因については、地盤や路盤の施工不良が上位を占めています。さらに、目地からの雑草発生については、72.6%の業者が「ときどきある」「よくある」と回答しており、施工後の定期的なメンテナンスや防草対策の必要性も示されました。
製造業・生産管理への見方
製造業の工場や倉庫の敷地内において、歩行路や車両乗り入れエリアの舗装計画を立てる際、本調査結果は重要な仕様選定の基準となります。特にフォークリフトや搬入車両が通行する可能性のあるエリアでは、単に見栄えやコストだけでブロックを選ぶのではなく、想定荷重に耐えうる「路盤の厚み」や「地盤の転圧仕様」が担保されているかを、施工業者との設計段階で厳密に確認する必要があります。下地処理の妥協は、将来的な段差発生による運搬トラブルや、補修コストの増大に直結するため注意が必要です。
現場で確認したいポイント
- 車両が乗り入れるエリアの舗装において、想定荷重に見合った路盤の厚みが設計されているか
- 見積書や施工計画書に、地盤の締固めや路盤の転圧に関する具体的な工法が明記されているか
- 目地からの雑草対策や、経年変化に伴う目地砂の補充など、施工後の維持管理体制を整えているか
確認しておきたい点
本調査は外構・エクステリア専門業者の認識や経験に基づくアンケート結果であり、特定の工法や製品の不具合率を学術的・統計的に検証したものではありません。実際の施工にあたっては、現地の地盤状況や用途に合わせた個別設計が必要です。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社ソーラーパートナーズ |
| 発表日時 | 2026-09-29 10:40:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |