ニュース

アドバネット、ルネサス製MPU搭載の産業向けコンピューティング製品群を発表

アドバネットは、ルネサスの「RZ/G3L」を搭載したSMARCモジュール、産業用マザーボード、薄型産業用コンピュータの3製品を発表。国内設計・製造で、開発期間短縮と長期運用を支援します。

生産現場のシステムNAVI編集部
アドバネット、ルネサス製MPU搭載の産業向けコンピューティング製品群を発表

この記事の要点: 株式会社アドバネットは、ルネサス エレクトロニクス社の「RZ/G3L」MPUを採用した産業向けコンピューティング製品ファミリーを発表しました。ラインアップは、SMARCモジュール「Adsmc7101」、小型産業用マザーボード「AdiMB7103」、薄型産業用コンピュータ「AdiCS7102」の3製品です。日本国内で設計・開発・製造を行い、共通のハードウェア・ソフトウェア基盤を採用することで、開発効率の向上と長期運用を支援します。

発表内容のポイント

  • ルネサス製「RZ/G3L」を採用し、高い演算性能と電力効率を両立
  • モジュールから完成品まで共通プラットフォーム化し、開発期間を短縮
  • 国内設計・製造による高い信頼性と、長期供給プログラムへの対応

発表の背景

産業用機器の開発現場では、HMIやエッジコンピューティング、産業オートメーションの高度化に伴い、高い処理能力と開発期間の短縮が求められています。また、長期にわたる安定供給と保守対応も不可欠です。こうした課題に対し、アドバネットは自社の組込み開発技術とルネサスのプラットフォームを融合させ、開発フェーズや要件に応じて柔軟に選択できる共通基盤製品を開発しました。

何が発表されたのか

発表された製品群の中核となるのは、最大1.2GHzで動作するクアッドコア Arm Cortex-A55を搭載した「RZ/G3L」です。これにより、従来のシングルやデュアルコア製品に比べ、優れたマルチタスク処理能力を発揮します。SMARCモジュールをベースに、マザーボードや完成されたボックス型コンピュータまでをシームレスに展開。最大4GBのRAMや64GBのeMMCなど、要件に応じた構成オプションも予定されています。

製造業・生産管理への見方

製造業の生産ラインや産業用設備において、制御PCやHMIの選定・開発は、装置のライフサイクルや信頼性を左右する重要な要素です。本製品群は、検証済みのLinuxパッケージが提供されるほか、ルネサスの長期供給プログラムに対応しているため、生産現場における設備の長期安定稼働に貢献します。また、国内での設計・製造体制と、システム設計から量産、ライフサイクル管理までを一貫してサポートする体制は、仕様変更やカスタマイズが必要な製造装置メーカーにとって心強い選択肢となります。

現場で確認したいポイント

  • 自社の産業用装置や制御盤に適合するフォームファクタ(モジュール、ボード、完成品)があるか
  • 既存システムからの移行において、検証済みLinuxパッケージの互換性に問題はないか
  • 自社製品のライフサイクルに適合する長期供給・サポートの具体的な期間

確認しておきたい点

メモリやストレージの最大構成(4GB RAM、64GB eMMCなど)は予定されているオプションであり、具体的な標準ラインアップの仕様や提供時期については個別での確認が必要です。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社アドバネット
発表日時 2026-09-29 09:00:02
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です