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悪環境下でも熱源を検知する車載用サーマルカメラモジュールが発売

霧や粉塵などの悪条件下でも熱源を検知できる、GMSL2対応の非冷却式サーマルカメラモジュールが登場。産業設備の異常発熱監視や工場内の温度管理、車載分野での周辺監視に貢献します。

生産現場のシステムNAVI編集部
悪環境下でも熱源を検知する車載用サーマルカメラモジュールが発売

この記事の要点: Ai Sensing合同会社は、米Leopard Imaging社が開発したGMSL2対応の車載用非冷却式サーマルカメラモジュール「LI-DragonFire-VGA-GM2B」の取り扱いを発表しました。本製品は、可視光カメラでは視認性が低下する霧、煙、降雨、粉塵といった悪環境下でも、熱源を検知して前方の状況を把握できるのが特徴です。産業分野の設備点検や温度管理、車載分野の周辺監視など幅広い用途に対応します。

発表内容のポイント

  • GMSL2対応により、低遅延かつ高速な映像伝送を車載SerDesカメラとして実現
  • NETD最小40mKの高感度設計で、微細な温度差や熱変化をリアルタイムに検出
  • 本体重量約58g、消費電力1W以下の省スペース・省電力設計で高い搭載自由度を確保

発表の背景

従来の可視光カメラは、工場内の粉塵や煙、あるいは屋外の霧や降雨といった環境下において視認性が著しく低下し、状況把握が困難になる課題がありました。こうした課題に対し、悪天候や遮蔽物の影響を受けにくい熱源検知技術への需要が高まっています。今回発表されたモジュールは、非冷却式サーマルセンサーを採用することで、視界不良の環境下でも安定した監視や測定を可能にすることを目指して開発されました。

何が発表されたのか

「LI-DragonFire-VGA-GM2B」は、640×512の熱画像解像度と12×12μmのピクセルサイズを備え、高精細な赤外線画像を取得できます。温度測定範囲は、高精度モードでマイナス20℃からプラス160℃、広範囲モードでは50℃からプラス600℃まで対応。フレームレートは30Hzまたは60Hzに対応しており、高速で移動する対象物や稼働中の設備をリアルタイムに監視することが可能です。

製造業・生産管理への見方

製造業の生産現場において、本製品は産業設備の異常発熱監視や予知保全、工場内の厳密な温度管理、夜間の防犯監視、火災検知といった用途に活用できます。特に粉塵や煙が舞いやすい鋳造・金属加工現場や化学プラントなど、通常のカメラでは視界が遮られやすい環境での設備監視に有効です。また、工場内を巡回する自動搬送車(AGV)や自律移動ロボット(AMR)に搭載することで、障害物や人の検知能力を向上させ、安全な自動化ラインの構築に寄与します。

現場で確認したいポイント

  • 自社の工場環境(粉塵、煙、水蒸気など)における検知精度や画質の適合性
  • 既存の生産管理システムやロボット制御システムとのGMSL2インターフェース接続性
  • 測定対象となる設備や部材の温度帯が、対応する測定範囲(最大600℃)に収まるか

確認しておきたい点

本製品の導入にあたっては、実際の製造現場におけるノイズ環境や設置場所の温度変化がカメラの動作に与える影響について、代理店であるAi Sensing合同会社の技術サポートを通じて事前に検証する必要があります。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 Ai Sensing 合同会社
発表日時 2026-09-25 13:46:53
元記事 PR TIMESで読む

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