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シャープ、フォトカプラの梱包材に紙リールを採用し出荷開始。CO2排出量を約35%削減

シャープセミコンダクターイノベーションが、フォトカプラの梱包材を従来のプラスチック製から紙リールへ切り替え。品質やコストを維持しつつ環境負荷を低減します。

生産現場のシステムNAVI編集部
シャープ、フォトカプラの梱包材に紙リールを採用し出荷開始。CO2排出量を約35%削減

この記事の要点: シャープセミコンダクターイノベーション株式会社は、電子部品であるフォトカプラの梱包材として従来使用していたプラスチックリールを紙リールへ切り替え、量産・出荷を開始しました。この取り組みにより、梱包材の原材料調達から廃棄までのライフサイクル全体におけるCO2排出量を約35%削減します。FA機器や民生機器の製造現場におけるグリーン調達やESG対応の要請に応えるものです。

発表内容のポイント

  • プラスチックリールから紙リールへの切り替えによりCO2排出量を約35%削減
  • 従来のプラスチック製梱包材と同等の品質およびコスト水準を維持して提供
  • 「PC817X」などの主要シリーズで出荷を開始し、10月には対象製品を拡大予定

発表の背景

近年、電子部品業界では環境規制の強化やESG投資への関心の高まりを背景に、サプライチェーン全体での環境負荷低減が急務となっています。FA機器や民生機器の製造現場においても、環境に配慮した部品調達へのニーズが強まっており、梱包材をプラスチックから紙系材料へ置き換える動きが進展していることが今回の背景にあります。

何が発表されたのか

今回紙リールが採用されたのは、回路間を電気的に絶縁する役割を持つ電子部品「フォトカプラ」です。すでに「PC817X series」および「PC357N series」で量産・出荷が始まっており、2026年10月には「PC123X series」の量産も開始される予定です。紙リールへの移行にあたっては、従来のプラスチックリールと同等の品質とコストを確保しているため、導入企業は既存の取り扱い性を損なうことなく環境対策を推進できます。

製造業・生産管理への見方

製造業の調達・生産管理部門において、サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量の削減(Scope 3対応)は重要な課題となっています。電子部品の梱包材は、工場での実装工程後に大量の廃棄物となるため、プラスチックから紙への代替は廃棄物削減と環境負荷低減に直結します。本製品の採用により、FA機器などのセットメーカーは、自社の製造プロセスにおけるグリーン調達基準の達成やESG評価の向上に繋げることが可能です。

現場で確認したいポイント

  • 自社の自動実装ラインにおいて、紙リールへの切り替えによるフィーダー供給やハンドリングへの影響がないか
  • 対象となるフォトカプラの型番(PC817X、PC357N、PC123X)が自社製品に採用されているか
  • 調達部門におけるグリーン調達ガイドラインの基準に適合するか

確認しておきたい点

CO2排出量の約35%削減という数値は、梱包材の原材料調達から廃棄までのライフサイクルを比較したシャープ独自の算定値であり、各工場での使用工程における排出量は含まれていません。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 シャープ株式会社
発表日時 2026-09-25 11:04:49
元記事 PR TIMESで読む

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