この記事の要点: 株式会社Emposyは、日本国内の主要なERP・基幹システム52サービスを分類・整理したインフォグラフィック「ERPカオスマップ2026」を公開しました。このマップは、全社を1つのシステムで統合する「統合型」や、特定の業界プロセスに適合させた「業種特化型」など、3つの大分類と11のカテゴリに整理されており、自社に適したシステム選定の全体像を把握するための「地図」として活用できます。
発表内容のポイント
- 国内の主要なERP・基幹システム52サービスを3層・11カテゴリに分類して整理
- 「統合型」のほか、製造業(個別受注・量産)などの「業種特化型」に分類
- 公式にERPや基幹システムを名乗り、複数の基幹業務機能を担う製品を対象に選定
発表の背景
ERPの導入を検討する際、グローバル大企業向けから中堅・国産、クラウド型、さらには業種特化型まで選択肢が多岐にわたり、比較検討が困難であるという課題がありました。そこで同社は、自社でのERP設計・開発を通じて得た知見と業界リサーチをもとに、各サービスがどのような位置づけにあるのかを視覚的に理解しやすくすることを目指して本マップを作成しました。
何が発表されたのか
本カオスマップでは、ERPを「どこまでを1本にまとめるか」という観点から3つに大別しています。全社を統合する「統合型ERP」は、グローバル・大企業向け、中堅・国産統合、中小・クラウドの3層に分類。特定の業務プロセスに特化した「業種特化型ERP」は、製造業(個別受注)、製造業(量産・プロセス)、建設・工事業、卸売・商社など6カテゴリに分類されています。さらに、オープンソースや公共・非営利向けといった「その他のERP」を合わせた計11カテゴリで構成されています。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産管理やDX推進において、ERPの選定は生産効率や情報一元化の成否を分ける重要な意思決定です。本マップでは、製造業向けERPが「個別受注型」と「量産・プロセス型」に細分化されて整理されているため、自社の生産形態(多品種少量生産か、見込み量産・プロセス生産か)に適したシステム候補を絞り込む際の参考になります。また、全社統合型と業種特化型のどちらのアプローチが自社の業務プロセスに合致するかを、社内合意形成や稟議資料で説明する際の整理ツールとしても役立ちます。
現場で確認したいポイント
- 自社の生産形態(個別受注、量産、プロセスなど)に適合するカテゴリはどれか
- 全社一括の統合型システムと、製造現場に特化した業種特化型のどちらが適しているか
- 選定候補としているシステムが、マップ上でどのカテゴリに位置づけられているか
確認しておきたい点
本マップは、公式に「ERP」または「基幹システム」を名乗り、販売・購買・在庫・原価・会計のうち複数を担う製品を対象としており、単機能の会計SaaSや販売管理特化SaaSは対象外となっている点に留意する必要があります。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社Emposy |
| 発表日時 | 2026-09-22 10:10:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |