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遠隔操作ロボット「kubi 2.0」登場、製造業の遠隔支援やAI連携に期待

iPresenceが卓上型テレプレゼンスAIロボット「kubi 2.0」を発表。遠隔からの視点操作やAIエージェントとの連携に対応し、製造現場の遠隔コミュニケーションや受付業務の自動化への応用が期待されます。

生産現場のシステムNAVI編集部
遠隔操作ロボット「kubi 2.0」登場、製造業の遠隔支援やAI連携に期待

この記事の要点: iPresence株式会社は、卓上型テレプレゼンスAIロボット「kubi 2.0」の量産と世界展開に向け、2026年9月18日よりクラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて先行販売を開始しました。本製品は、遠隔地からスマートフォンやPCを用いて最大300度の水平回転と55度の上下動作を操作できるデバイスです。日本国内で再設計され、遠隔コミュニケーションのほか、AIエージェントと連携した自動対応システムとしての活用も視野に入れています。

発表内容のポイント

  • 遠隔から最大300度・上下55度の視点操作が可能で、現場の状況把握をサポート
  • マグネット式固定機構や低重心設計、静音性向上など、国内パートナーと再設計
  • API公開を予定しており、外部AIエージェントと連携した自動制御や案内が可能

発表の背景

初代モデルの生産終了後、再提供を望む声が多く寄せられたことから、同社は国内の製造パートナーとともに機構や電子部品、量産方法を抜本的に見直しました。過去10年間の利用現場からのフィードバックを反映し、使い勝手を大幅に改善した次世代モデルとして「kubi 2.0」を開発。米国の旧製造元からライセンスを取得し、日本国内での再設計と量産体制の構築を実現しました。

何が発表されたのか

kubi 2.0は、タブレットを装着して使用する卓上型のロボットです。遠隔操作側はPCやスマートフォンからアクセスし、自ら視点を動かして周囲を見回すことができます。新モデルでは、タブレットを容易に着脱できるマグネット式の固定機構を採用したほか、安定性を高める低重心設計、静音性の向上、USB Type-C給電への対応など、実用性を高める改良が施されています。さらに、フェイストラッキングやAI対話アプリとの連携、外部開発者向けのAPI公開も予定されており、単なる遠隔通話に留まらない拡張性を備えています。

製造業・生産管理への見方

製造業や生産管理の現場において、遠隔地からの状況確認やコミュニケーションの円滑化はDX推進の重要なテーマです。本製品は、遠隔の技術者や管理者が現場のタブレットを通じて自ら視点を動かし、対象物や周囲の状況を主体的に確認することを可能にします。また、APIを介して自社システムやAIエージェントと連携させることで、工場の受付や案内業務の無人化・自動化、さらには作業指示の自動化といった「Physical AI(フィジカルAI)」としての応用も期待されます。国内製造パートナーとの連携による品質管理も、産業用途での信頼性向上に寄与する要素です。

現場で確認したいポイント

  • 工場や倉庫などの騒音環境下における、スピーカーやマイクの音量・静音性能の実用性
  • 既存の社内ネットワーク環境やセキュリティポリシーにおける、遠隔操作システムの接続可否
  • 外部システムや自社開発のAIエージェントと連携させるための、APIの提供時期と仕様

確認しておきたい点

一般販売は2026年10月15日開始予定であり、予約受付中ですが、実際の製造現場における防塵・防滴性能や耐環境性についての詳細なスペックは明記されていないため、導入環境に応じた検証が必要です。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 iPresence株式会社
発表日時 2026-09-18 09:00:02
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