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ストラタシスが新型大型3Dプリンタ発表、北米トヨタやリビアンが導入

ストラタシスが大型FDM 3Dプリンタ「F870」を発表。北米トヨタやリビアンが先行導入し、工場現場での治工具や製造補助具の生産に活用しています。

生産現場のシステムNAVI編集部
ストラタシスが新型大型3Dプリンタ発表、北米トヨタやリビアンが導入

この記事の要点: 株式会社ストラタシス・ジャパンは、工場現場での生産拡大や自動車・航空宇宙分野向けに設計された大型アディティブ製造プラットフォーム「F870 FDMシステム」を発表しました。本システムは、同クラス最大級の恒温チャンバーと大容量の造形エリアを搭載し、過酷な製造環境でも高い造形安定性を実現します。すでに北米トヨタの生産技術部門やリビアン・オートモーティブなどの主要メーカーで導入が進められており、工場現場での活用が加速しています。

発表内容のポイント

  • 1000×610×610mmの造形容積と造合空間全体を加熱する恒温チャンバーを搭載
  • 高強度なカーボンファイバー材料「Nylon 12CF」やABSなど産業用材料に対応
  • 北米トヨタやリビアンが先行導入し、大型の治工具や製造補助具の生産に活用

発表の背景

製造現場では、生産スピードの向上やコスト削減、変化し続けるサプライチェーンへの迅速な対応が求められています。これに伴い、工場での運用に耐えうるサイズ、スループット、信頼性を備え、治工具や固定具、さらには最終用途部品までを直接製造できる生産対応型のアディティブ製造システムへの需要が高まっていました。こうした現場のニーズと、同社が培ってきた先進製造分野の知見を背景に、本システムが開発されました。

何が発表されたのか

「F870」は、1000 × 610 × 610 mmという大容量の造形容積を誇る産業用FDM 3Dプリンタです。ビルドプレートだけでなく造形空間全体を加熱する「恒温チャンバー」環境を備えることで、大型造形時の安定性と再現性を高めています。対応材料には、過酷な現場環境に耐える強度と剛性を持つ「Nylon 12CF(カーボンファイバー)」をはじめ、ASA、ABS、そして新材料の「FDM ABS Draft (Gray)」がラインアップされており、用途に応じた最適な材料選定が可能です。

製造業・生産管理への見方

製造業や生産管理の視点において、本システムの導入はリードタイムの劇的な短縮と内製化の推進に直結します。従来、外注や切削加工などで長い調達期間を要していた大型の固定具、組立工具、検査ゲージなどの製造補助具を、工場内で迅速にプリント可能になります。北米トヨタの生産技術部門でも、アディティブ製造の活用範囲をさらに広げるためのソリューションとして評価されており、多品種少量生産や急な設計変更が求められる現代の製造ラインにおいて、柔軟な生産体制を構築するための強力なツールとなります。

現場で確認したいポイント

  • 自社の製造現場で必要とされる治工具や固定具のサイズが、1000×610×610mmの造形容積内に収まるか
  • Nylon 12CFなどの産業用材料が、自社の現場環境(強度、耐熱性、耐薬品性など)の要求仕様を満たしているか
  • 従来の金属加工や外注調達と比較して、導入コスト(TCO)や造形スピードがどれだけ改善されるか

確認しておきたい点

本システムは北米トヨタやリビアンなどの大手自動車メーカーで先行導入・評価されていますが、日本国内の工場における具体的な導入実績や、日本語環境でのサポート体制、詳細な価格帯については元リリースに記載がないため、個別での確認が必要です。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社ストラタシス・ジャパン
発表日時 2026-09-15 10:00:02
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