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太陽工業、スペースワンのロケット部品庫を完工 温度管理対応のテント倉庫を導入

太陽工業は、スペースワンの射場に温度管理が可能なテント倉庫「フレックスハウスC&W」を設計施工し完工。二重膜システムと空調により、ロケット関連部品の保管に適した環境を実現しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
太陽工業、スペースワンのロケット部品庫を完工 温度管理対応のテント倉庫を導入

この記事の要点: 太陽工業株式会社は、小型ロケット打ち上げサービスを手がけるスペースワン株式会社の射場「スペースポート紀伊」(和歌山県串本町)において、ロケット関連部品を保管するための部品庫を完工しました。導入されたのは、庫内の温度管理が可能なテント倉庫「フレックスハウスC&W」2棟で、2026年4月から先行利用が開始され、周辺の附帯施設を含めた工事が同年8月上旬に完了しています。

発表内容のポイント

  • 二重膜システムと空調機の組み合わせにより、テント倉庫内の確実な温度管理を実現
  • 外側に酸化チタン光触媒膜材、内側に断熱素材を採用し、高い保温・保冷効果を確保
  • 一般的な建築物と比較して軽量な膜構造を活かし、短工期・低コスト・低環境負荷を達成

発表の背景

スペースワンは2021年に和歌山県串本町に射場を完工し、ロケット打ち上げ事業を展開しています。精密なロケット関連部品を適切に保管するためには、厳格な温度管理ができる保管環境が求められていました。太陽工業は2024年3月にスペースワンへ出資しており、宇宙産業市場への参入を見据え、地上施設建設の支援として今回の部品庫の設計施工を請け負いました。

何が発表されたのか

今回完工した部品庫は、間口15m、奥行17m、高さ5mのテント倉庫2棟です。採用された「フレックスハウスC&W」は、外膜に日射反射率75%以上の「酸化チタン光触媒膜材」を使用し、太陽光による倉庫内の温度上昇を抑制します。さらに内膜に断熱素材を配置した二重膜構造と空調システムにより、従来のテント倉庫では難しかった庫内の温度管理を可能にしました。光触媒の防汚性能により、白い外観が長期にわたり維持されます。

製造業・生産管理への見方

製造業や生産管理において、部材や完成品の保管環境における温度管理は品質維持の重要課題です。従来のテント倉庫は短工期かつ低コストで建設できる利点がある一方、外気温の影響を受けやすく精密部品や化学資材の保管には不向きとされていました。今回の事例は、二重膜構造と断熱技術によりテント倉庫の弱点を克服し、ロケット部品のような高度な管理が求められる産業資材の保管にも対応できる選択肢を示しています。工場敷地内の急な保管スペース拡張や、コストを抑えた環境管理型倉庫の導入を検討する際の有効なベンチマークとなります。

現場で確認したいポイント

  • 自社で温度管理が必要な保管部材に対して、テント倉庫の断熱性能が要件を満たすか
  • 設置予定場所の気候条件において、二重膜システムと空調による温度維持効果が十分か
  • 従来のプレハブ倉庫や本建築と比較して、工期や建設コストがどの程度削減できるか

確認しておきたい点

本リリースでは、具体的な管理可能温度の範囲(設定温度帯)や、導入による空調の消費電力削減効果などの具体的な数値データは開示されていません。自社の保管要件に適合するかは、個別に対象部材の推奨保管温度と製品仕様を照合する必要があります。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 太陽工業株式会社
発表日時 2026-08-31 11:30:01
元記事 PR TIMESで読む

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