ニュース

工場・倉庫の自衛消防をEV化、新型消防トライクが大手タイヤメーカーに導入決定

株式会社オートアベニューが開発した『EV消防トライク【魁】』が大手タイヤメーカーに導入決定。関東限定で出張デモを開始。

生産現場のシステムNAVI編集部
工場・倉庫の自衛消防をEV化、新型消防トライクが大手タイヤメーカーに導入決定

この記事の要点: 株式会社オートアベニューは、工場や物流倉庫の敷地内を排気ガスを出さずに走行できる新型車両『EV消防トライク【魁】SAKIGAKE』が、大手タイヤメーカーに導入決定したと発表しました。2026年10月の納車を予定しています。これに伴い、同社は関東エリア限定で「企業向け出張実車見学会・試乗デモ」の受付を2026年8月28日より本格的に開始し、工場や倉庫の自衛消防・防災活動におけるEVシフトを提案します。

発表内容のポイント

  • 大手タイヤメーカーへの導入が決定し、2026年10月に納車を予定
  • トーハツ製消防ポンプや帝国繊維製ホースなど、プロ仕様の資機材を搭載
  • 家庭用の単相100Vコンセントから直接充電でき、専用の充電設備が不要

発表の背景

近年、多くの企業でカーボンニュートラルやSDGsへの対応が急務となる中、工場や倉庫の敷地内における自衛消防・防災活動の電動化ニーズが高まっています。従来はリヤカーや手押し車に可搬ポンプを積載して人力で駆けつける消火活動が一般的でしたが、現場到着までの時間や隊員の体力消耗が課題でした。また、木密地域や工場火災のニュースを背景に、小回りが利き初期消火に貢献できる小型車両の必要性から本製品が開発されました。

何が発表されたのか

『EV消防トライク【魁】SAKIGAKE』は、防災機器・消防ポンプメーカーのトーハツ株式会社との共同企画により開発された100%電動の3輪車両です。普通自動車免許(AT限定可)で運転でき、最小回転半径は2.9mと小回りが利く設計です。後部にはトーハツ製の消防ポンプや帝国繊維製の消防ホース5本、最低水深2cmから吸水できるフローティングストレーナーなどをコンパクトに収納。消火活動だけでなく、高性能ポンプを用いた浸水・冠水時の排水作業にも活用できます。

製造業・生産管理への見方

広大な敷地を持つ製造工場や大型の物流倉庫において、火災発生時の初期消火体制の構築はBCP(事業継続計画)の観点から極めて重要です。本車両はEV仕様のため排気ガスを出さず、エンジン音も極めて静かなため、密閉されがちな工場・倉庫内や夜間の巡回パトロールにも適しています。また、専用の急速充電スタンドを設置する工事が不要で、事務所などの100Vコンセントから手軽に充電できるため、既存の工場設備を大きく変更することなく導入できる点が実務上のメリットです。

現場で確認したいポイント

  • 自社工場の敷地内通路や倉庫内の狭い通路をスムーズに通行できるか
  • 敷地内にある傾斜や坂道を、資機材を積載した状態で問題なく登坂できるか
  • 初期消火や緊急排水の訓練において、自衛消防隊員が容易に操作できるか

確認しておきたい点

出張実車見学会および試乗デモの対応エリアは、現時点で関東エリア(1都6県)限定となっています。また、実際の走行性能や登坂能力については、各工場の敷地環境に依存するため、実車デモ等での確認が必要です。

関連リンク

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社オートアベニュー
発表日時 2026-08-28 13:30:01
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です