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アジア最大規模の3Dプリンティング展示会が深センで開幕、生産管理やDX技術も集結

2026年8月26日、中国・深センで「Formnext Asia Shenzhen」が開幕。過去最大規模の2万平米の会場に330社が出展し、生産管理やAIモデリング、最新の積層造形技術を披露します。

生産現場のシステムNAVI編集部
アジア最大規模の3Dプリンティング展示会が深センで開幕、生産管理やDX技術も集結

この記事の要点: 積層造形(AM)技術の専門展示会「Formnext Asia Shenzhen」が2026年8月26日に中国の深セン国際会展中心で開幕しました。今回は過去最大規模となる2万平方メートルの展示スペースに330社が出展。事前登録では海外からの来場者数が前年同期比で50%以上増加しており、製造業のDXや生産プロセスの自動化、新素材の導入を目指す世界中の技術者や生産管理担当者から高い注目を集めています。

ニュースのポイント

  • 過去最大規模となる2万平米の会場に、国内外から330社の主要AM企業が出展
  • 生産管理やAIアシストモデリング、3Dプリントファームに関するフォーラムを拡充
  • パワーエレクトロニクス展示会「PCIM Asia」と同時開催し、相互入場が可能

背景

本展示会は、ドイツ・フランクフルトで開催される世界最大級のAM展示会「Formnext」の地域展開戦略の一環です。製造業の集積地である中国・深センを舞台に、アジア市場における積層造形技術の普及とサプライチェーンの構築を目指しています。2026年版は、前年までの実績を背景に出展企業数・展示面積ともに大きく拡大しての開催となりました。

何が起きたのか

展示会場では、3Dプリンター本体や材料、ソフトウェア、検査ツール、後処理装置など、AMのサプライチェーン全体を網羅する製品が展示されます。HPやRaise3Dなどのグローバル企業に加え、エプソンやTÜVラインランドなどの新規出展企業も多数参加しています。また、近年需要が急増している「3Dプリントファーム(複数台の3Dプリンターによる分散型・小ロット生産システム)」や、消費者向けAMエコシステムに関するエリアは出展規模が前年比で倍増しました。さらに、AIを活用したモデリングや生産管理、金型製作、3C電子機器向けのバインダージェット技術などをテーマにした12の専門フォーラムも同時開催されます。

製造業・生産管理への見方

日本の製造業や生産管理部門にとって、AM技術は試作段階から「最終部品の直接生産(直接製造)」へと移行する重要な局面を迎えています。特に今回の展示会で焦点となっている「3Dプリントファーム」や「生産管理システム」との連携は、多品種少量生産やリードタイム短縮、在庫削減を狙う工場運営において極めて実用的なソリューションです。また、AIを用いたモデリングや熱管理・液冷技術のAM応用など、次世代の製造DXに直結する技術トレンドを網羅しており、サプライチェーンの強靭化や生産プロセスの最適化を検討する上で重要な情報源となります。

現場で確認したいポイント

  • 自社の多品種少量生産において、3Dプリントファームによる分散生産が適用可能か検討する
  • AM技術を導入する際、既存の生産管理システム(MESやERP)とのデータ連携方法を確認する
  • 試作だけでなく、金型製作や最終部品製造におけるAM技術の品質保証体制(TÜV等)を調査する

確認しておきたい点

本記事は2026年8月開催の展示会速報に基づいています。紹介されている各企業の最新技術や生産管理ソリューションの日本国内における導入可能性やサポート体制については、各メーカーや代理店へ個別に確認する必要があります。

出典情報

出典 3D Printing Industry
公開日時 2026-08-25T06:35:07+00:00
元記事 3D Printing Industryで読む

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