この記事の要点: ビジネスエンジニアリング株式会社は、証憑の読み取りから基幹システムへのデータ連携までを支援するAI-OCR「GLASIAOUS OCR」を2026年9月末より提供開始します。本サービスは、多言語や各国の現地税制に対応しており、AIによる高精度な読み取りと仕訳候補の自動生成により、請求書の手入力時間を3分の1に短縮。既存のERPや基幹システムと連携し、グローバル拠点における証憑処理の負荷を軽減します。
発表内容のポイント
- 多言語・現地税制に対応し、各国の税区分や税率の自動設定や外貨換算が可能
- 認識精度90〜95%を達成し、記帳作業時間を60〜70%削減(自社調べ)
- APIやCSV経由でSAP S/4HANAなどの既存ERP・基幹システムと連携可能
発表の背景
海外拠点では、進出国ごとに異なる税制や商慣習があるため共通ツールの導入が難しく、手入力や属人的な処理に依存しがちです。また、人材の定着率の低さから担当者が交代するたびに記帳ルールにばらつきが生じる課題もありました。さらに、申告期限が早い海外拠点では税務申告が先行し、会計システムに内蔵された読み取り機能では証憑データを取りこぼすケースがあるため、既存システムに外付けできる柔軟な仕組みが求められていました。
何が発表されたのか
「GLASIAOUS OCR」は、クラウド型国際会計&ERPサービス「GLASIAOUS」のAI-OCR機能を独立させ、単体でも利用可能にしたサービスです。複数の請求書を一括PDF化した場合でも自動で分割して計上する機能を備えています。プランは2種類あり、マルチテナント環境でAPI等を通じて既存システムに外付けできる「スタンダード」(40円/ページ〜)と、シングルテナントの占有環境でSAP S/4HANAやSAP Aribaなどの基幹システムと密に連携・カスタマイズできる「Pro」(250円/ページ〜)が用意されています。
製造業・生産管理への見方
製造業のグローバル展開において、海外の生産拠点や調達先から届く注文書、受領請求書、レシートといった不定形な購買証憑の処理は、現地スタッフの手入力負荷や属人化が課題となっています。本サービスは、各国のVAT(付加価値税)やWHT(源泉徴収税)などの税区分・税率の自動設定、仏暦からの変換、外貨換算に対応しているため、海外工場の購買調達・経理部門における入力ミスや工数を大幅に削減できます。拠点ごとに異なる基幹システムを利用している場合でも、本サービスを各システムに連携させることで、グループ全体のデータ入力業務の標準化を支援します。
現場で確認したいポイント
- 自社の海外拠点や現地工場で発生している購買証憑の処理手順と、手入力による工数負担の実態
- 現在導入しているERP(SAPなど)や購買管理システムと、APIまたはCSVによる連携が可能か
- スタンダードとProのどちらのプランが自社のセキュリティ要件やシステム構成に適しているか
確認しておきたい点
認識精度(90〜95%)や記帳作業時間の削減効果(60〜70%削減)は自社調べの数値であり、実際の導入効果は読み取る証憑の画質やフォーマット、現地の運用体制によって異なる可能性があります。
関連リンク
- 発表企業サイト:ビジネスエンジニアリング株式会社の公式企業サイトです。
- 関連ページ:クラウド型国際会計&ERPサービス「GLASIAOUS」の紹介ページです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | ビジネスエンジニアリング株式会社 |
| 発表日時 | 2026-08-24 11:00:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |