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富士フイルムBI、フィリピンの資源循環拠点を本格稼働

アジア・パシフィック地域で回収した使用済み複合機から、新造機と同等品質の再生機を製造・出荷開始。

生産現場のシステムNAVI編集部
富士フイルムBI、フィリピンの資源循環拠点を本格稼働

この記事の要点: 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は、フィリピン・ラグナ州に開設した資源循環拠点「Circular Manufacturing Center(CMC)」の本格稼働を開始し、再生機「ApeosPort-VII C Rシリーズ」の出荷をスタートした。同拠点では、アジア・パシフィック地域で回収された使用済み複合機を、使用履歴に応じて部品交換し、新造機と同等の品質を保証した再生機として製造・供給する。

発表内容のポイント

  • フィリピンの資源循環拠点「CMC」が本格稼働し、再生機の出荷を開始
  • アジア・パシフィック地域で回収した使用済み複合機から新造機同等の品質を保証
  • 日本国内で培った再生技術やノウハウを活かし、グローバルな資源循環体制を強化

発表の背景

アジア地域では、エネルギー効率の向上や資源保全、環境に配慮した持続可能な調達を重視する政策・規制が広がりつつある。これに伴い、リユース部品を活用して環境負荷を低減しつつ、新造機と同等の品質を維持した再生機へのニーズが市場で高まっていた。同社は、地理的に効率的な物流が可能なフィリピンを拠点に選び、地域全体での資源循環体制の確立を目指す。

何が発表されたのか

本格稼働したフィリピンのCMCは、専有面積約500平方メートル、従業員数34名の体制で運営される。同拠点で製造される再生機は、印刷枚数などの使用履歴情報を初期化した上で、新たな製造年月と商品名を付与して提供される。同社は1995年から循環型生産システム「クローズド・ループ・システム」を構築しており、日本国内や中国、欧州に続く拠点としてフィリピンでの生産体制を整備した。

製造業・生産管理への見方

製造業におけるサステナビリティ対応やサーキュラーエコノミーの実現において、使用済み製品の回収・再生プロセスは重要なテーマである。本件は、単なる廃棄物の削減にとどまらず、摩耗・消耗した部品を交換して「新造機と同等の品質」を保証する再生製造(リマニュファクチャリング)の具体例を示している。2030年度までに新規資源投入率を60%以下にする目標に向け、再生プラスチックや再生鉄などの活用も進められており、製造業の調達・生産設計における資源循環モデルとして参考になる。

現場で確認したいポイント

  • 再生機における品質保証基準や、新造機との性能差の有無
  • アジア・パシフィック地域における使用済み製品の回収・物流網の構築方法
  • 再生プラスチックや再生鉄など、再生材の調達比率向上に向けた技術的アプローチ

確認しておきたい点

再生機の具体的な生産能力や、アジア市場における具体的な販売計画・価格設定については、提供された情報からは確認できない。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
発表日時 2026-08-19 11:05:52
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