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ブラザー、主軸30番の複合加工機で初となる64本工具搭載モデルを開発

ブラザー工業が、従来比2倍以上となる64本の工具を搭載可能なコンパクトマルチタスクマシンを開発。工程集約と生産性向上に貢献します。

生産現場のシステムNAVI編集部
ブラザー、主軸30番の複合加工機で初となる64本工具搭載モデルを開発

この記事の要点: ブラザー工業株式会社は、従来モデルと比較して2倍以上となる最大64本の工具を搭載可能な工作機械「コンパクトマルチタスクマシン SPEEDIO M300Xd2-64T」を開発しました。主軸30番の複合加工機において64本の工具を搭載できるモデルは同社初となります。2026年9月に米国で開催される工作機械展示会「IMTS」を皮切りに、国内外の展示会で参考出展として技術展示が行われる予定です。

発表内容のポイント

  • 従来モデルの2倍以上となる最大64本の工具を搭載可能にし、工具交換時間を大幅短縮
  • 正面マガジンと90度位置のストッカー配置により、コンパクトな本体への収納を実現
  • 旋削とマシニングの両加工に対応するMシリーズとして、工程集約のニーズに対応

発表の背景

製造現場では、複雑な形状の部品加工や多品種少量生産への対応、さらなる工程集約が求められており、工作機械に搭載できる工具本数の増加に対する要望が高まっていました。ブラザー工業は、旋削加工とマシニング加工を1台でこなす複合加工機「Mシリーズ」を展開してきましたが、これらの市場ニーズに応えるため、工具搭載数を大幅に拡張した新モデルの開発に至りました。

何が発表されたのか

今回開発された「SPEEDIO M300Xd2-64T」は、限られた設置スペースを維持しながら工具搭載数を増やすため、独自の収納設計を採用しています。機械内部の正面に21本の工具マガジンを配置し、さらに90度の位置に43本の工具ストッカーを設けることで、合計64本の工具をコンパクトな筐体内に収めることに成功しました。これにより、工具交換に伴う段取り替えの手間や非加工時間を削減し、加工効率の向上に寄与します。

製造業・生産管理への見方

本機は主軸30番のコンパクトな複合加工機でありながら、多数の工具を常時搭載できるため、自動車部品や電子部品、精密機械部品などの複雑形状加工において大きなメリットをもたらします。工具の付け替え作業や段取り替えの頻度が減ることで、多品種少量生産におけるラインの稼働率向上が期待できます。また、旋削とマシニングを1台に統合する工程集約をさらに推し進め、工場スペースの有効活用と生産リードタイムの短縮に貢献します。

現場で確認したいポイント

  • 自社の加工部品において、64本の工具搭載が段取り替え削減にどの程度寄与するか
  • コンパクトな筐体設計が、既存の工場レイアウトや生産ラインへ適合するか
  • 参考出展後の正式な発売時期や、詳細な仕様・価格帯の情報

確認しておきたい点

本製品は現在開発中のモデルであり、2026年9月以降に開催される各展示会では「参考出展」としての技術展示となります。正式な発売時期や詳細な製品仕様、価格などについては現時点で公表されていません。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 ブラザー工業株式会社
発表日時 2026-08-19 10:00:02
元記事 PR TIMESで読む

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