ニュース

マウザー、車載用赤外線LEDの取り扱いを開始。車内モニタリングの設計自由度向上へ

半導体・電子部品の正規代理店マウザーが、ams OSRAM製の車載用赤外線LED「OSLON Black IR:6 Cシリーズ」の取り扱いを開始。赤色発光を抑制し、車内検知システムの性能向上に貢献します。

生産現場のシステムNAVI編集部
マウザー、車載用赤外線LEDの取り扱いを開始。車内モニタリングの設計自由度向上へ

この記事の要点: 半導体・電子部品の正規代理店であるマウザー・エレクトロニクスは、ams OSRAM社製の車載用赤外線LED「OSLON Black IR:6 Cシリーズ」の取り扱いを開始したと発表しました。本製品は自動車の車室内用途向けに設計されており、ドライバーや乗員のモニタリング、存在検知といった車内センシングアプリケーションに最適化されています。赤外線特有の可視赤色光を抑制し、夜間でも乗員に意識させない検知システムを実現します。

発表内容のポイント

  • 940nm波長における赤色発光を大幅に抑制し、車内照明をほぼ不可視化
  • 遠方照射パターンの均一性を改善し、システム全体の検出性能を向上
  • 照射角度の異なる多様なレンズを用意し、車載機器設計の自由度を確保

発表の背景

車室内の安全性向上に向けて、ドライバーの視線検知や乗員の置き去り防止といったモニタリングシステムの需要が高まっています。しかし、従来の赤外線エミッターは可視赤色光(レッドグロー)が発生し、特に夜間走行時に乗員へ不快感を与える課題がありました。今回の新製品はチップレベルで赤色光をフィルタリングすることでこの課題を解決し、快適性と検知精度の両立を目指して開発されました。

何が発表されたのか

今回取り扱いが開始された「OSLON Black IR:6 Cシリーズ(OSLON Black SFH 472xxCS A01)」は、最新のチップ技術を採用することで優れた部分放射束を実現しています。照射角度や光学オプションが豊富に用意されており、車内の限られたスペースや配置要件に合わせた柔軟な設計が可能です。これにより、ドライバーの認知状態や酩酊状態の検知、医療緊急事態の検知といった、将来的な高度安全アプリケーションへの応用も視野に入れています。

製造業・生産管理への見方

車載電子機器やセンシングモジュールを開発・製造するメーカーにとって、部品の調達性と設計の柔軟性は生産管理や開発リードタイムに直結する重要な要素です。マウザーが本製品の取り扱いを開始したことで、設計エンジニアは試作や開発フェーズにおいて必要な光学オプションを迅速に入手可能になります。また、照射パターンの均一性が向上したことで、製造工程におけるセンサのキャリブレーションや品質評価の安定化にも寄与することが期待されます。

現場で確認したいポイント

  • 自社の車載センシング設計において、要求される照射角度や光学オプションがラインナップされているか
  • 既存の赤外線LEDシステムから置き換える際、電源仕様や実装フットプリントの互換性があるか
  • 試作開発から量産移行時における、マウザーからの供給体制やリードタイムはどのようになっているか

確認しておきたい点

本製品は多様な照射角度と光学オプションが用意されていますが、具体的な型番ごとの在庫状況や最小注文数量、詳細な技術仕様については、マウザーの製品ページで直接確認する必要があります。

関連リンク

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 Mouser Electronics, Inc.
発表日時 2026-08-17 11:00:03
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です