この記事の要点: テルトニカジャパン合同会社は、工場やインフラ現場における通信断絶を防ぐ産業用ネットワーク製品群を日本市場向けに展開します。回線障害時に通信経路を自動で切り替える「自動フェイルオーバー」と、多拠点の機器を遠隔から一元管理する「RMS(リモート・マネジメント・システム)」を組み合わせることで、現場に常駐エンジニアを配置できない環境でも生産ラインの稼働継続を支援します。
発表内容のポイント
- 自動フェイルオーバー機能により、回線障害時も現場の操作なしで通信経路を自動切り替え
- 遠隔管理システム「RMS」により、他社製を含む多拠点の接続デバイスを一元管理可能
- 日本市場向け5Gルーター「RUTM50 Japan」など、技適やセキュリティ適合を取得した製品群
発表の背景
人口減少に伴う深刻な人手不足により、製造現場では事業継続の必要性とそれを支えるデジタル人材の不足というギャップが生じています。人手を介さずに通信を維持する自動フェイルオーバーや、現地に赴くことなく機器を管理できる遠隔管理システムは、この課題を解決する実務的な選択肢として求められています。こうした背景から、グローバルで実績を持つ同社の産業用IoT接続ソリューションが日本市場に本格導入されます。
何が発表されたのか
展開される主な製品には、技適取得済みの日本市場向け5Gルーター「RUTM50 Japan」や、シリアル通信(RS232/RS485)に対応し既存の産業機器を統合しやすい「RUT956」、eSIM™対応でコンパクトな「RUT241」などがあります。これらはデュアルSIM構成などによる高い冗長性を備えています。また、遠隔管理プラットフォーム「RMS」は、自社運用のクラウドや自社サーバーなど、企業のデータ管理方針に応じた3つの導入形態から選択可能です。
製造業・生産管理への見方
製造現場のDXやIoT化が進む中、通信の切断は生産ラインの停止に直結する重大なリスクです。今回導入される産業用ルーター群は、既存の産業機器を変換器なしで接続できるシリアルインターフェースを備えるなど、工場の既設設備との親和性が考慮されています。さらに、開発プロセス全体を評価する国際規格「IEC 62443-4-1」の認証取得や、日本の適合性評価制度「JC-STAR」における適合ラベルの取得など、国内の製造業・インフラ事業者が重視するセキュリティ要件にも設計段階から対応しています。
現場で確認したいポイント
- 自社の工場ネットワークにおける冗長化(バックアップ回線)の現状と、自動切り替えの必要性
- 既存の産業用デバイスやシリアル通信機器と、新規ルーターとの接続互換性
- 遠隔管理システム「RMS」を導入する際、自社のセキュリティポリシーに適合するホスティング形態
確認しておきたい点
国内での販売や導入サポートは、テルトニカジャパンによる直接販売ではなく、国内認定販売パートナーを通じて提供されるため、実際の購入窓口やサポート体制については個別での確認が必要です。
関連リンク
- 発表企業サイト:テルトニカのネットワーク製品情報サイト
- 発表企業のPR TIMESページ:テルトニカジャパンのプレスリリース一覧
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | テルトニカジャパン合同会社 |
| 発表日時 | 2026-08-17 10:00:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |