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住友重機械、宮崎県に10MW級の鶏糞専焼発電設備を納入 資源循環を支援

住友重機械工業が、みやざきバイオマスリサイクル向けに10MW級の鶏糞専焼発電設備を納入。年間13万2千トンの鶏糞を燃料とし、発電と肥料化による資源循環を推進します。

生産現場のシステムNAVI編集部
住友重機械、宮崎県に10MW級の鶏糞専焼発電設備を納入 資源循環を支援

この記事の要点: 住友重機械工業株式会社は、西日本プラント工業株式会社との共同企業体(JV)を通じて、みやざきバイオマスリサイクル株式会社へ10MW級の鶏糞専焼発電設備を納入しました。設計・調達・建設・試運転を一括して請け負うEPC契約のもとで計画通りに営業運転を開始しており、地域の養鶏産業から発生する鶏糞を有効活用した、安定的な電力供給と資源循環の実現を目指します。

発表内容のポイント

  • 2005年納入の1号機に続く2号機として、これまでの稼働実績が評価され受注・納入
  • 年間13万2千トンの鶏糞を燃料とし、一般家庭約2万世帯分に相当する電力を送電可能
  • 発電過程で発生する焼却灰は肥料として再利用し、養鶏産業の環境負荷低減に貢献

発表の背景

みやざきバイオマスリサイクルは、宮崎県内の養鶏農家やブロイラー会社から供給される鶏糞を燃料とした発電事業を展開しています。住友重機械工業は2005年に日本初かつ国内最大規模となる同社向け1号機を納入しており、20年以上にわたる安定運営の支援実績と信頼関係を背景に、今回の2号機となる新設備の受注・納入に至りました。

何が発表されたのか

今回稼働を開始した発電設備は、出力9,500kW(10MW級)の規模を持ち、年間送電電力量は約6千万kWhを見込んでいます。ボイラには1号機と同様に、英国Wood社製の「グレートストーカボイラ」を採用しました。これは燃料を火格子(ストーカ)の上に投入し、下部から加熱した燃焼空気を送り込みながら燃焼させる仕組みです。年間13万2千トンの鶏糞を処理する能力を持ち、2026年5月2日より営業運転を開始しています。

製造業・生産管理への見方

製造業やプラント操業の視点において、本件は地域産業の副産物(廃棄物)をエネルギー源として再資源化する「地産地消型バイオマス発電」の高度なシステム構築事例です。特に、水分や成分のばらつきが生じやすい鶏糞を安定燃焼させるボイラ技術や、発電後の焼却灰を肥料として製品化するプロセスは、製造現場における廃棄物削減やサーキュラーエコノミー(循環型経済)の仕組みづくりにおいて、プロセス設計や設備選定の参考となる取り組みです。

現場で確認したいポイント

  • 鶏糞のような特殊燃料を安定燃焼させるためのボイラ仕様とメンテナンス頻度
  • 発電後の焼却灰を肥料として流通させるための品質管理とサプライチェーンの構築方法
  • 長期安定運転を維持するための、JVによるアフターサービスや保守体制の役割分担

確認しておきたい点

プレスリリースには、本設備の建設投資額や、1号機と2号機の併用による具体的なシナジー効果(処理能力の向上度合いなど)についての詳細は記載されていません。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 住友重機械工業株式会社
発表日時 2026-08-06 13:00:02
元記事 PR TIMESで読む

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