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配筋検査の工数を最大8割削減、西松建設が360度動画とAI活用のDXサービスを導入

ピクシーダストテクノロジーズの「TOTTARROW」を西松建設が導入。配筋検査の撮影から帳票作成までの工数を大幅に削減しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
配筋検査の工数を最大8割削減、西松建設が360度動画とAI活用のDXサービスを導入

この記事の要点: ピクシーダストテクノロジーズ株式会社は、西松建設株式会社の建設現場において、360度動画・BIM・AIを活用した品質管理・施工管理省力化DXサービス「TOTTARROW(トッタロー)」を導入し、配筋検査業務の効率化を実現したと発表しました。導入により、撮影から書類整理までの工数が現場の実感値で50%以上削減され、全数検査が必須となる現場では8割以上の削減が見込めることが確認されています。

発表内容のポイント

  • 360度動画とBIMデータを重ね合わせ、配筋写真帳票の作成を支援するDXサービス
  • 従来は半日かかっていた1区画の撮影作業を、30分以下へと大幅に短縮
  • 全数検査が必要な現場において、帳票作成などの工数を最大8割削減できる見込み

発表の背景

建築現場では、施主や生活者への説明責任の高まりから、配筋検査における「全数検査・全数撮影」が普及しつつあります。しかし、撮影枚数や検査項目の増加に伴い、現場の作業負担が増大していました。建設業界全体で人手不足が深刻化する中、検査業務にかかる時間と人手の削減が急務となっており、特に写真の撮影や整理に多くの工数が割かれる構造的な課題が存在していました。

何が発表されたのか

導入された「TOTTARROW」は、現場で撮影した360度動画とBIMデータを重ね合わせることで、配筋写真帳票の作成を支援するシステムです。データ上でデジタルメジャーを用いた測距が可能で、鉄筋の本数や位置の確認にも活用できます。西松建設の現場では、従来マグネットや標尺の設置に時間を要していた撮影準備が不要になり、1区画(約16m四方)の撮影時間が半日から30分以下に短縮されました。また、全数を写真として残さない場合でも動画として記録が残るため、現場の安心感向上にも寄与しています。

製造業・生産管理への見方

本件は建設分野の事例ですが、製造業における「検査工程の省力化」や「トレーサビリティの確保」という観点と深く共通しています。特に、目視検査や手作業による寸法測定、検査記録の作成に多くの工数を費やしている工場や、製品の全数検査・全数記録が求められる生産ラインにおいて、動画撮影と3Dデータ(CAD/BIM)を組み合わせたAI解析技術は、検査業務の自動化・省力化を進めるDXの好例として応用が期待されます。

現場で確認したいポイント

  • 自社の検査工程において、写真や動画を用いた記録作成にどれだけの工数がかかっているか
  • 3DデータやAIを活用した検査支援システムが、既存の検査基準や社内規定に適合するか
  • 全数検査の記録をデジタル化することで、品質保証やトレーサビリティをどう強化できるか

確認しておきたい点

本システムによる工数削減効果(50%〜80%削減)は、導入先である西松建設の現場における実感値および見込み値であり、すべての現場で一律に同様の効果が保証されるものではありません。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
発表日時 2026-08-05 12:00:01
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