この記事の要点: 株式会社ハクオウロボティクスは、自社の自動フォークリフト「AutoFork」が株式会社エバラ物流の津山物流センターに導入されたことを発表しました。隣接するエバラ食品工業株式会社の津山工場にあるロボットパレタイザーと連携し、完成品パレットの搬出や空パレットの補充を自動化することで、作業者が常時張り付く必要のない運用体制を構築しました。
発表内容のポイント
- ロボットパレタイザーの制御盤とPLC経由で接続し、リアルタイムに信号を送受信
- 空パレットの残量をセンサーで検知し、自動フォークリフトへ補充要求を送信
- 品種データに基づき、荷物の高さや重量に応じた積載パターンを自動で切り替え
発表の背景
エバラ物流の津山物流センターでは、隣接する食品工場で製造された製品パレットを受け取り、出荷に向けた保管を行っています。工場のロボットパレタイザーは深夜帯も稼働するため、完成品パレットの搬出と空パレットの補充を継続的に行う必要がありました。従来は作業者がパレタイザーの稼働状況に合わせて対応しており、夜間対応の負担軽減と安定した運用体制の構築が課題となっていました。
何が発表されたのか
今回の導入では、ロボットパレタイザーとAutoForkをPLC経由で接続する仕組みを構築しました。パレタイザーからの搬出要求信号を受けると、AutoForkがコンベアから完成品パレットを受け取り、仮置き場へ搬送します。また、空パレット投入口のセンサーが残量低下を検知すると、自動で補充要求が送信され、AutoForkが空パレットを補充します。1日あたり約50パレットの搬送量を対象に自動化を実現しました。
製造業・生産管理への見方
製造工場の終端に位置するパレタイズ工程や、それに続く物流倉庫への搬送工程は、工場の稼働シフトに依存するため夜間対応などの人員確保が課題になりやすい領域です。本事例のように、既存のロボットパレタイザーやPLCと自動フォークリフトをシステム連携させることで、搬出だけでなく空パレットの補充まで一貫して無人化できる点は、製造業DXや省人化を進める生産管理担当者にとって有効なアプローチとなります。
現場で確認したいポイント
- 自社の既存パレタイザーやPLC設備と、自動フォークリフトとの通信連携が可能か
- 品種ごとの積載パターンの切り替えや、複数パレットの認識精度が現場要件を満たすか
- 導入時のセットアップ期間や、既存の搬送ルート・仮置き場のレイアウト変更の有無
確認しておきたい点
本システムによる1日あたりの対象搬送量は約50パレットと公表されていますが、より高頻度な搬送が求められる現場における処理能力や、他システムとの連携制限については個別での確認が必要です。
関連リンク
- 発表企業サイト:ハクオウロボティクスの公式ウェブサイト
- AutoFork 製品ページ:自動フォークリフトAutoForkの詳細情報
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社ハクオウロボティクス |
| 発表日時 | 2026-08-05 10:08:34 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |