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製造現場の寸法検査を柔軟にする3Dスキャナー「MetraSCAN BLACK2」発売

アメテックのクレアフォーム事業部が、C-Track、スタンドアロン、プロービングの3機能を1台に統合したポータブル光学式3Dスキャナーを発売。測定スピードや測定領域が大幅に向上しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
製造現場の寸法検査を柔軟にする3Dスキャナー「MetraSCAN BLACK2」発売

この記事の要点: アメテック株式会社クレアフォーム事業部(FARO CREAFORM)は、製造現場での寸法検査に柔軟性をもたらすポータブル光学式3Dスキャナー「MetraSCAN BLACK2」を発売しました。本製品は、品質管理・品質保証チーム向けに設計されたメトロロジーグレードの測定システムです。実際の製造環境において認定精度を維持しながら、1台で複数の検査ワークフローに対応できる能力を備えています。

発表内容のポイント

  • C-Track、スタンドアロン、プロービングを1台に統合した3-in-1構造を採用
  • 46本のブルーレーザーラインにより、データ取得スピードが旧世代比で約56%向上
  • C-Trackの測定領域が旧モデルの3倍に拡大し、大型部品の検査手順を削減

発表の背景

製造現場では、部品の大型化や多様化に伴い、高精度な寸法検査を効率的かつ柔軟に行うことが求められています。従来の測定システムでは、測定対象のサイズや設置環境に応じて複数の機器を使い分ける必要があり、セットアップの手間や作業効率の低下が課題となっていました。こうした背景から、1台で多様な測定ニーズに対応し、現場の生産性を高めるために本製品が開発されました。

何が発表されたのか

MetraSCAN BLACK2は、大型部品の検査に適した「C-Trackスキャン」、狭いエリアでも高い携帯性を発揮する「スタンドアロンスキャン」、そして「HandyPROBE」と組み合わせた「プロービング」の3つのモードを同一システム内で切り替えて使用できます。毎秒280万測定値の高速処理と46本のブルーレーザーラインにより、測定スピードは旧世代モデルから約56%向上しました。さらに、C-Trackのフレックスボリュームは旧モデルの3倍となる46.7立方メートルに達し、大型部品の測定手順を大幅に削減します。自動シャッター機能や単一ケーブル接続、セットアップアシスタンスツールも搭載され、操作性も向上しています。

製造業・生産管理への見方

製造業の品質管理部門にとって、測定精度の確保と検査時間の短縮は常に相反する課題です。MetraSCAN BLACK2は、ISO/IEC 17025認定校正ラボでの試験や、ISO 10360およびVDI/VDE 2634パート3に基づく受け入れ試験をクリアした信頼性の高い測定精度を提供します。これにより、自動車や航空宇宙、金属加工などの現場において、製造ラインの近くで高精度な寸法検査を迅速に実施できるようになります。測定器の設置場所や部品サイズに縛られない柔軟な検査体制の構築は、製造業DXにおける品質保証プロセスの効率化に大きく貢献します。

現場で確認したいポイント

  • 自社の測定対象部品のサイズや形状が、新機能の測定領域やスピード向上に適合するか
  • 既存の検査ワークフローに3-in-1システムを導入することで、どの程度の時間短縮が見込めるか
  • ISO/IEC 17025などの認定精度が、自社の品質保証基準や顧客の要求仕様を満たしているか

確認しておきたい点

旧世代モデル(MetraSCAN BLACK+やBLACK+ Elite)と比較して携帯性や測定スピードが向上していますが、具体的な導入費用や、既存の測定ソフトウェアとの互換性については、メーカーへの直接の確認が必要です。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 アメテック株式会社 クレアフォーム事業部
発表日時 2026-08-05 08:30:01
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