この記事の要点: インドのマイクロ・中小企業省(MSME)傘下にある中央製靴訓練研究所(CFTI)チェンナイ校は、国家職業教育訓練委員会(NCVET)の承認を受けた7つの専門プログラムの受講生募集を開始しました。この取り組みは、インド国内で急速に拡大する製靴製造セクターにおける高度な専門人材の需要に対応するもので、生産管理や品質保証、CAD、スポーツシューズ製造といった実践的なカリキュラムが提供されます。
ニュースのポイント
- 実技重視のカリキュラムで、全体の70%をワークショップでの実技訓練、30%を座学に配分
- 生産管理、品質保証、CAD、インダストリアル・エンジニアリングなど多岐にわたる専門分野を網羅
- タミル・ナードゥ州での製靴産業の急速な投資拡大に伴う、現場リーダーや管理職の不足に対応
背景
1957年に設立されたCFTIは、約70年にわたり製靴技術教育や人材育成、研究開発を担ってきた歴史ある機関です。これまでに国内外で26万6,000人以上の候補者を訓練し、多くの卒業生を大手製靴メーカーへ送り出してきました。今回は従来の枠組みを刷新し、国家職業教育訓練委員会(NCVET)の承認を受けた最新のプログラムへとアップグレードして受講生を募集します。
何が起きたのか
今回募集が開始された7つのプログラムには、製靴製造・設計の高度外交(ADFMD)、製靴製造技術者、スポーツシューズ製造のジュニア技術監督などのコースが含まれます。カリキュラムは実務に直結するよう設計されており、製靴製造、製品開発、高度製靴技術、生産管理、品質保証、CAD、インダストリアル・エンジニアリング(IE)をカバーしています。特にスポーツシューズ製造に特化した1年間の専門コースも用意されており、多様化する市場ニーズに対応しています。
製造業・生産管理への見方
インドのタミル・ナードゥ州では、国内外の製靴メーカーによる生産拠点の新設・拡張が相次いでおり、150億7,500万ルピーを超える投資が計画されています。これにより、今後2〜3年で約17万6,000人の現場作業員と、3,900人以上の監督・中間管理職が必要になると予測されています。本プログラムは、単なる作業員の育成にとどまらず、生産管理や品質保証、IEといった工場運営の要となる管理職候補を育成するものであり、現地に展開する製造業のサプライチェーン安定化や品質向上に直結する動きとして注目されます。
現場で確認したいポイント
- インド現地工場における、生産管理や品質保証を担う中間管理職の採用ルートとして活用できるか
- 実技比率70%のカリキュラムが、自社工場の求める技術水準やIE手法と合致しているか
- タミル・ナードゥ州周辺の工業団地における、今後の人材獲得競争の激化に備えているか
確認しておきたい点
本記事はインドの特定地域(タミル・ナードゥ州など)における製靴産業の投資予測と人材育成機関の動向に基づいたものであり、他地域や他産業にそのまま適用できるものではありません。
出典情報
| 出典 | https://www.dinamalar.com |
|---|---|
| 公開日時 | 2026-08-03T22:15:13+05:30 |
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