この記事の要点: ダイコー株式会社は、RFID技術を活用して自動で呼び出しやセキュリティ認証を行う「#押さないエレベーター」の体験デモンストレーションを開催します。車両やフォークリフトに搭載したRFIDタグをシステムが自動検知する仕組みで、2026年10月には工場や物流倉庫を想定した荷物用エレベーターの体験会を埼玉県内で実施。現場の待機時間削減やフォークリフト乗降に伴う安全課題の解決を目指します。
発表内容のポイント
- RFIDタグの自動検知により、降車やボタン操作なしでエレベーターを自動呼び出し
- 2026年10月に埼玉県内の物流倉庫で、フォークリフトを想定した体験会を開催
- 正規のタグ所有者のみが利用・階選択できるため、セキュリティ向上にも寄与
発表の背景
工場や物流倉庫の現場では、フォークリフトの運転手がエレベーターを呼ぶ際、一度降車して操作パネルを押す、あるいは運転しながらリモコンを操作するといった手間や安全上のリスクが存在していました。また、エレベーターの到着を待つ時間も業務効率化のボトルネックとなっています。こうした課題に対し、ダイコーはRFID技術を用いて「近づくだけで呼び出せる」非接触型の昇降機運用を提案しました。
何が発表されたのか
本システムは、車両やフォークリフトにRFIDタグを取り付けることで、リフト側が接近を自動的に検知します。乗り場へ向かう途中で自動呼び出しが完了するため、到着後の積載導線がスムーズになります。体験会は2つの構成となっており、2026年8月には東京都内でオフィスビル向けのカーリフト体験会、10月には埼玉県内で物流倉庫・工場向けの荷物用エレベーター体験会が実施されます。技術面では、電子部品商社の伯東株式会社とRFIDタグメーカーのテンタック株式会社が協力しています。
製造業・生産管理への見方
製造現場や出荷エリアにおけるフォークリフトの稼働効率向上は、物流DXや生産管理の重要テーマです。本システムを導入することで、フォークリフト運転手の「降車・乗車」という無駄な動作を排除し、昇降機前での待機時間を削減できます。また、フォークリフト乗車中の無理な姿勢でのボタン操作や、一時停止に伴う接触事故のリスクを低減できるため、現場の安全性向上にも直結します。さらに、認可された車両のみに利用を制限するセキュリティ管理も同時に実現可能です。
現場で確認したいポイント
- 自社のフォークリフトの動線や、既存エレベーターの配置において自動検知が有効に機能するか
- 現場のセキュリティ要件や、特定の車両・作業員だけに利用を制限するカスタマイズが可能か
- 既存の昇降設備への後付け対応や、導入にかかるコストおよび工期はどの程度か
確認しておきたい点
本システムを既存の工場や倉庫に導入する際、既設のエレベーターへの適用可否や、具体的なカスタマイズ費用、RFIDの検知範囲の調整方法については、個別での問い合わせや体験会での確認が必要です。
関連リンク
- ダイコー株式会社 コーポレートサイト:発表企業であるダイコーの公式サイトです。
- ダイコーのPR TIMESプレスリリース一覧:ダイコーの過去のプレスリリースや詳細情報を確認できます。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | ダイコー株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-31 12:00:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |