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アゼルバイジャンで新坑井の掘削完了、深海マノメーターでリアルタイム監視へ

SOCAR AQSがブラ・デニズガス凝縮田で傾斜生産井の掘削を完了。深海マノメーターの初導入により、温度と圧力の継続的な監視が可能になりました。

生産現場のシステムNAVI編集部
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この記事の要点: アゼルバイジャンの掘削企業SOCAR AQSは、ブラ・デニズガス凝縮田の第6号固定式海洋プラットフォームから掘削していた傾斜生産井「No.118」の掘削および開発を完了しました。本プロジェクトでは、同国国営石油会社の生産部門であるAzneft PUおよびナリマノフ油ガス生産管理部門において初となる「深海マノメーター(圧力計)」が設置され、貯留層の圧力と温度の継続的なモニタリング体制が構築されました。

ニュースのポイント

  • 深さ5,800メートルの傾斜生産井をターンキー契約に基づき掘削完了
  • 複雑な地質構造と技術的困難を克服し、非生産的なダウンタイムなしで前倒し完了
  • 深海マノメーターの初導入により、貯留層の圧力と温度のリアルタイム監視を実現

背景

ブラ・デニズガス凝縮田は1975年に発見されたバクー群島に位置する戦略的重要性の高いガス田です。今回のプロジェクトは、高温・高圧という過酷な地下環境下での掘削が求められる極めて難度の高いものでした。SOCAR AQSは、顧客や契約パートナーとの緊密な連携と、高度なエンジニアリング手法を組み合わせることで、国際基準に準拠した安全な施工を目指しました。

何が起きたのか

掘削は深さ5,800メートルに達し、5.5×7インチの生産用テールパイプ(ケーシング)の降下とリークテストを経て、SOCAR傘下の生産組織「Azneft」へ引き渡されました。計画的な工程管理と関係者の連携により、非生産的なダウンタイムを発生させることなく、予定スケジュールを前倒しして開発・穿孔作業を完了。さらに、坑井仕上げ構造と作業手順の最適化により、深海マノメーターの設置に成功し、生産管理の効率化に向けた基盤を整えました。

製造業・生産管理への見方

プロセス製造業や資源開発における生産管理において、過酷な環境下での設備稼働とリアルタイムな状態監視(CBM)は、操業効率と安全性を左右する極めて重要な要素です。今回の深海マノメーター導入による圧力・温度の継続的なデータ収集は、生産プロセスの最適化や異常の早期検知に直結します。ダウンタイムをゼロに抑えた工程管理手法も含め、製造現場におけるDXや設備保全の高度化において大いに参考となる事例です。

現場で確認したいポイント

  • 過酷な環境下にある生産設備のリアルタイム監視体制が構築できているか
  • 新規設備の導入や立ち上げにおいて、非生産的なダウンタイムを抑制する工程計画があるか
  • 現場のデータ(温度・圧力など)を生産管理や保全の最適化に活用できているか

確認しておきたい点

本記事はアゼルバイジャンのガス凝縮田における掘削プロジェクトの成功事例であり、一般的な陸上工場や組立製造業にそのまま適用できる技術仕様ではありません。プロセス産業特有の事例として捉える必要があります。

出典情報

出典 Trend.Az
公開日時 2026-07-30T17:04:58+04:00
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