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加Mother Parkers、コーヒー抽出液の製造工場を新設

カナダのMother Parkersがオンタリオ州にコーヒー抽出液の専門製造施設を開設。無菌処理技術を導入し、常温保存可能な製品を供給します。

生産現場のシステムNAVI編集部
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この記事の要点: カナダのプライベートブランド大手Mother Parkers Tea & Coffeeは、オンタリオ州ミシサガの既存施設内に、コーヒー抽出液の専門製造ライン「Complete Extract Solutions」を開設しました。数年にわたる数百万ドルの投資によるもので、原料調達から焙煎、抽出、無菌処理、包装までを一貫して行う体制を整え、急成長するコールドコーヒー市場への供給力を強化します。

ニュースのポイント

  • 調達から無菌処理、包装までを一貫して行う製造プラットフォームを構築
  • 無菌処理システム(アセプティック技術)により、常温保存可能な製品供給を実現
  • 小売用から産業用バルクまで、多様な容器フォーマットと希釈倍率に対応

背景

北米ではコールドコーヒーやコーヒー抽出液の需要が急速に高まっています。市場調査では、米国の外食産業におけるコールドコーヒーの量が2025年から2030年にかけて年平均6.2%で成長すると予測されています。また、カナダのファストフード店でも若年層を中心に冷たいコーヒーのシェアが拡大しており、同社はこの需要を取り込むため、2023年から州政府の支援も受けて投資を進めていました。

何が起きたのか

新設された製造ラインは、従来の焙煎豆の製造とは異なり、液体のコーヒー抽出液に特化しています。最大48倍濃縮の濃縮液やRTD(缶・ボトル飲料)に対応し、バッグインボックス、業務用ディスペンサー用ポーチ、さらには産業用のドラム缶やコンテナ(トート)など、多様な出荷形態に対応する柔軟な生産体制を特徴としています。無菌処理技術の導入により、開封前は常温での長期保存が可能となり、顧客側の保管や輸送、取り扱いの負荷を大幅に軽減します。

製造業・生産管理への見方

食品・飲料製造業における「無菌充填(アセプティック)技術」の導入事例として注目されます。常温流通を可能にすることで、サプライチェーンにおける冷蔵保管コストや配送時のエネルギー消費を削減し、物流の効率化に貢献します。また、単一の工場内で原料調達、焙煎、抽出、調合、包装までを垂直統合することで、品質管理の徹底とリードタイムの短縮、多品種小ロット生産への柔軟な対応を実現している点が、プロセス製造業の参考になります。

現場で確認したいポイント

  • 自社製品の物流において、常温保存化(アセプティック化)によるコスト削減余地はあるか
  • 原料調達から最終包装までの一貫生産体制により、品質ロスやリードタイムをどれだけ削減できるか
  • 市場のトレンド変化(液状・濃縮需要の増加など)に合わせた生産設備の転換計画はあるか

確認しておきたい点

本事業はオンタリオ州政府から500万カナダドルの資金援助を受けて実施されたプロジェクトであり、同様の設備投資を単独で行う場合の費用対効果や回収期間については、各企業の財務状況に応じた慎重な検証が必要です。

出典情報

出典 Daily Coffee News by Roast Magazine
公開日時 2026-07-29T11:55:59+00:00
元記事 Daily Coffee News by Roast Magazineで読む

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