この記事の要点: グローバルサプライチェーンがデジタルおよびグリーンイノベーションへ移行する中、ASEAN地域は製造業の強力な拠点として台頭しています。特にタイは「タイ4.0」やBCG経済モデルのもとでスマート製造への移行を加速させています。こうした背景から、2026年7月22日から24日まで、タイ・バンコクのIMPACT展覧会・会議センターにて「Intelligent Manufacturing Expo Southeast Asia(IME 2026)」が開催されます。
ニュースのポイント
- 中国国際工業博覧会(CIIF)の主催者が海外で単独開催する初の展示会
- 産業用ロボット、AI、CNC工作機械、省エネ設備など約150社が出展予定
- タイやベトナムなどの東南アジア市場で既に導入実績のある技術を多数紹介
背景
タイは自動車やエレクトロニクス産業の重要拠点であり、生産性向上やエネルギー効率改善、競争力強化のために自動化や産業IoT、AI、グリーン製造ソリューションを求めています。一方、中国の製造企業はタイをASEAN市場へのゲートウェイと捉えており、両国の技術と市場ニーズを合致させるビジネス機会として本展示会が企画されました。タイ工業連盟(FTI)など多くの現地産業団体も協賛しています。
何が起きたのか
IME 2026は5,000平方メートルの規模で、中国をはじめとする市場から約150の主要企業が集まります。展示されるのは、産業用自動化、インテリジェント制御、システム統合、スマート生産ラインなど多岐にわたります。具体的な導入事例として、Han's Laserによるタイ初の40kWベベルレーザー切断システムの納入や、DENAIRのオイルフリー空気圧縮機による製薬会社での約20%の省エネ達成、ベトナムTHACOでのHSG Laser製設備の17台導入などが紹介され、実用性の高さがアピールされます。
製造業・生産管理への見方
東南アジアに生産拠点を展開、または調達網を持つ日本の製造業にとって、現地のスマート工場化の潮流を把握することは極めて重要です。本展示会では、Bodor Laserの薄板から厚板対応のレーザー切断機や、Shenzhen Inovance Technologyの設備デジタル化向けACドライブなど、現場の生産効率を直接高める最新機器が披露されます。中国製先進設備がASEANの工場へ急速に浸透している実態を把握し、自社の設備投資や自動化計画のベンチマークにする機会となります。
現場で確認したいポイント
- ASEAN拠点における自動化・省エネ設備の導入余地と投資対効果の検証
- 中国製スマート製造機器や産業用ロボットの信頼性と現地サポート体制の確認
- タイ4.0やBCGモデルに適合するグリーン製造技術の自社工場への適用可能性
確認しておきたい点
本記事は2026年7月に開催予定の展示会に関する事前発表に基づいています。実際の出展内容や紹介される事例の最新スペックについては、開催時点の公式情報を確認する必要があります。
出典情報
| 出典 | prnewswire.com |
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| 公開日時 | 2026-07-20T04:00:00+01:00 |
| 元記事 | prnewswire.comで読む |