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三菱電機、金属腐食センサー技術をKOAへ供与。硫化反応チップとして一般販売開始

三菱電機は、自社開発の金属腐食センサー技術を電子部品メーカーのKOAへライセンス供与。KOAは同技術を応用した硫化反応チップの一般販売を開始しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
三菱電機、金属腐食センサー技術をKOAへ供与。硫化反応チップとして一般販売開始

この記事の要点: 三菱電機株式会社は、自社が開発した腐食検知用の金属腐食センサー技術に関するライセンス供与契約をKOA株式会社と締結しました。この契約に基づき、KOAは同技術を活用した硫化反応チップ「SK73シリーズ」の一般販売を開始。これまで三菱電機製の産業機器に限定して用いられてきた技術が社外へ提供され、幅広い産業分野での腐食対策に活用できるようになります。

発表内容のポイント

  • 三菱電機の金属腐食センサー技術をKOAへライセンス供与し一般販売化
  • 硫化反応の進行度が異なる2タイプの素子を組み合わせ、腐食状況を検知
  • 産業機器や自動車など、多様な分野での突発故障抑制や計画保守に貢献

発表の背景

三菱電機は、2019年にプリント基板実装可能な金属腐食センサー技術を開発し、自社製インバーターなどの産業機器に搭載してきました。この技術に対し、国内外の自動車や精密機械、通信機器などの業界から一般販売を求める声が多く寄せられていたため、電子部品の製造・販売に強みを持つKOAをパートナーに選び、ライセンス供与による市場展開を決定しました。

何が発表されたのか

今回一般販売されるKOAの硫化反応チップ「SK73シリーズ」は、硫化ガスとの反応によって抵抗値が上昇する特性を持っています。KOAが保有する耐硫化チップ抵抗器のノウハウを活かし、硫化反応の進行度が異なる2つのタイプをラインアップしました。これら2タイプの素子を組み合わせることで、対象機器における硫化腐食の進行度合いを段階的に把握することが可能になります。

製造業・生産管理への見方

製造現場の生産設備や制御盤は、設置環境によっては硫化ガスなどの影響を受け、電子基板の腐食による突発的なシステム停止リスクを抱えています。今回のライセンス供与により、これまで特定メーカーの機器内に限られていた高度な腐食検知技術が、汎用的な電子部品として市場に流通することになります。これにより、自社設備の保全計画において、腐食状況に応じた予知保全や計画的な部品交換の仕組みを構築しやすくなることが期待されます。

現場で確認したいポイント

  • 自社工場の生産設備や制御盤が設置されている環境における、硫化ガスなどの腐食リスクの有無
  • 既存の保全計画において、基板や電子部品の腐食による突発故障の発生実績やその対策状況
  • 新製品「SK73シリーズ」を自社設備や導入機器の保守部品としてどのように組み込めるかの検討

確認しておきたい点

本技術は硫化反応による腐食検知を主目的としており、硫化以外の要因による金属腐食に対してどの程度の検知効果があるかについては、個別での確認が必要です。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 三菱電機株式会社
発表日時 2026-07-15 13:50:01
元記事 PR TIMESで読む

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