この記事の要点: 株式会社ifは、AIツールを活用して業務システムを内製開発する「AI駆動開発研修」の導入事例を公開しました。本研修は、CursorやClaude CodeなどのAIツールを用いて、自社の担当者が実業務システムを開発できるように支援する伴走型のプログラムです。導入企業では、外部に発注することなく、新規事業向けの予約システムを研修期間中に自社で開発し、実際に稼働させることに成功しました。
発表内容のポイント
- 全12回の伴走型研修を通じて、要件定義からデプロイまでの一連の工程を習得
- CursorやClaude Code等のAIツールを活用し、実業務で使う予約システムを構築
- テスト自動化ツールPlaywrightの導入や、Docker等による環境構築も実施
発表の背景
導入企業では、これまでGoogle Apps Script(GAS)を用いた業務システムの内製化実績がありましたが、外部の開発サポート終了を見据え、自社で開発を継続できる体制づくりを模索していました。こうした中、新規事業の展開に伴い拠点ごとの予約システムが必要となり、外部契約によるコスト増加を避けるため、本格的なWebアプリケーションを自社で開発・運用できるスキルの獲得を目指して研修が導入されました。
何が発表されたのか
研修は2025年11月から2026年2月にかけて全12回にわたりオンライン中心で実施されました。受講者は実際の予約システムを作りながら、仕様駆動開発(SDD)に基づく要件定義、UIデザイン生成、実装、Playwrightを用いたテスト自動化、DockerやSupabaseによる環境構築、Vercelへのデプロイ、Sentryによるエラー監視までを学習しました。開発経験者が当初ほぼ1名という体制からスタートし、研修期間中にシステムを稼働させるレベルに到達しています。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産現場や生産管理部門においても、現場主導のDXや業務効率化ツールの内製化が求められています。本事例のように、AIツールを活用した開発手法を習得することで、プログラミングの専門知識が十分でない現場担当者であっても、自社の業務プロセスに合致した管理システムや自動化ツールを迅速に構築・改修できる可能性があります。外注コストの削減だけでなく、現場の仕様変更に柔軟に対応できる内製化体制の構築において、参考となる取り組みです。
現場で確認したいポイント
- 自社の現場担当者がAIツールを用いた開発手法を習得するための学習時間を確保できるか
- GASなどの既存システムと、新しく構築するWebアプリケーションとの連携や切り分け方法
- 開発したシステムの保守運用や、エラー監視などの管理体制を社内で維持できるか
確認しておきたい点
本事例の成果は特定の受講者や環境におけるものであり、同様の取り組みで同等の成果が出ることを保証するものではありません。また、人材開発支援助成金の適用には所定の要件や審査があり、受給が保証されているわけではありません。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社ifの公式ホームページ
- 関連ページ:法人研修の詳細ページ
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社if |
| 発表日時 | 2026-07-11 13:30:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |