この記事の要点: アンリツ株式会社は、2026年7月15日から東京ビッグサイトで開催される「TECHNO-FRONTIER 2026 モータ技術展」に、グループブランドであるDEWETRONの同期計測ソリューションを出展します。モータやインバータの評価において、電力データだけでなく、振動、温度、制御信号などの多様なデータを同一時間軸で取得・解析し、開発やトラブルシューティングの迅速化を支援するシステムを提案します。
発表内容のポイント
- 電力、機械、制御、環境データを同一時間軸で同期取得し、異常発生の要因特定を迅速化
- 用途やチャネル数に応じて、シャーシやモジュールを柔軟に選択できる構成システム
- データ収集から解析、レポート作成までを1つで完結する計測ソフト「OXYGEN」
発表の背景
モータやインバータの評価試験では、電圧や電流といった電気的特性の測定にとどまらず、回転数、トルク、振動、温度、CANデータなど、多岐にわたるデータを関連付けて分析することが求められています。しかし、異なる測定器で個別に取得したデータを突き合わせる作業は煩雑であり、開発現場における効率化や原因究明の迅速化が課題となっていました。こうした背景から、多信号を高精度に同期取得できるソリューションが求められています。
何が発表されたのか
出展されるDEWETRONの計測システムは、シャーシ、計測モジュール、およびオールインワン計測ソフトウェア「OXYGEN」を組み合わせて構成されます。ベンチ評価用の「DEWE3-A8」や、実機・モバイル評価向けの「DEWE3-A4」、車載・フィールド計測に適した小型データロガー「NEX[DAQ]」など、現場の用途に応じた製品群が用意されています。ソフトウェア「OXYGEN」は電力解析やFFT解析、オーダー解析などの機能を備え、異なる測定器間でデータを移し替える手間を省き、チーム内でのデータ共有も容易にします。
製造業・生産管理への見方
製造業の設計開発や生産技術、品質保証の現場において、モータや駆動システムの信頼性評価は極めて重要です。本システムのように、電力変動と同時に発生する振動や騒音、温度変化を同一時間軸で可視化できれば、効率低下や不具合の発生要因を迅速に特定できます。また、グループ会社の高砂製作所ブースでは、シミュレーションモデルを用いて実機に近い電力挙動を再現する「Power HIL Solution」も紹介され、実機評価のフロントローディングや繰り返し試験の効率化といった製造業DXの推進に寄与する内容となっています。
現場で確認したいポイント
- 自社のモータ・インバータ評価において、電気データと機械データの同期解析に課題があるか
- ベンチ試験、実機試験、車載計測など、自社の測定環境に適したモジュール構成が可能か
- 計測ソフト「OXYGEN」のライセンス不要な後処理機能が、チーム内でのデータ共有に役立つか
確認しておきたい点
本記事に記載された展示内容や実機デモの動作環境、およびAim-TTiブランド計測試験ソリューションの具体的な展示ラインナップについては、展示会当日のブースにて直接確認する必要があります。
関連リンク
- アンリツ 企業公式サイト:アンリツ株式会社の公式ホームページです。
- アンリツのPR TIMESページ:アンリツのプレスリリース一覧が確認できます。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | アンリツ株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-09 14:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |