この記事の要点: アメテック株式会社クレアフォーム事業部は、ポータブル3Dスキャナー「HandySCAN 3D」製品群において、次世代モデルとなる「MAX Series」および「EVO Series」を新たに発表しました。大型部品の測定に対応する機能拡張と、直観的な操作を可能にするプラットフォームの導入により、製造現場における品質管理やリバースエンジニアリング、非破壊検査といった一連の測定ワークフローの効率化を支援します。
発表内容のポイント
- 大型部品向けのMAX Seriesに、精度や用途に応じた2つの新モデルを追加
- ケーブル不要のワイヤレス測定に対応し、固定ワークステーションへの依存を低減
- スキャナー内蔵画面やガイド付きワークフローにより、直観的な操作と作業効率を両立
発表の背景
製造現場では、多様なサイズや複雑な形状を持つ部品の品質管理において、高精度かつ柔軟に移動できる測定環境が求められています。特に大型部品の検査では、測定機器のセットアップや配線の取り回しが作業効率の課題となっていました。こうした課題に対し、同社は定評のあるポータブル3Dスキャナーのポートフォリオを強化し、操作性と機動性を高めた新モデルを開発しました。
何が発表されたのか
今回追加された「HandySCAN MAX EVO」は製品開発用途を想定した容積精度0.150 mm + 0.020 mm/mのモデルで、「HandySCAN MAX EVO Elite」はより高精度な検査や非破壊検査に適した容積精度0.075 mm + 0.010 mm/mのモデルです。いずれもモビリティキットとの組み合わせでワイヤレス測定が可能になり、現場でのセットアップ負担を軽減します。また、操作性を重視した「EVO Series」は、内蔵画面での可視化やガイド付きワークフロー、QRコード読み込みによる検査プログラムの迅速な開始など、ユーザー体験を向上させる設計が施されています。
製造業・生産管理への見方
本製品の導入は、製造業の品質管理部門や生産技術部門における測定業務の省力化と精度向上に寄与します。特に、大型の鋳造品や構造体、複雑な加工部品を扱う現場において、測定対象を移動させることなく、その場でメトロロジーグレード(工業測定基準)の3Dスキャンが行える点は大きなメリットです。ISO/IEC 17025認定校正ラボでの試験やVDI/VDE 2634規格への準拠により、測定データの信頼性も担保されているため、検査結果のレポート作成やリバースエンジニアリングのプロセスを迅速化し、製造リードタイムの短縮に貢献します。
現場で確認したいポイント
- 自社で扱う大型部品のサイズや形状が、新モデルの測定範囲や容積精度に適しているか
- ワイヤレス測定を導入する場合、現場の通信環境やバッテリー駆動時間が実用に足るか
- 既存の測定・解析ソフトウェア環境と「Creaform Metrology Suite」の連携や移行手順
確認しておきたい点
ワイヤレス測定を行うための「モビリティキット」の具体的な仕様や、バッテリーの連続稼働時間については原文に記載がないため、導入検討時にはメーカーへの確認が必要です。
関連リンク
- 発表企業サイト:クレアフォームの公式日本語ウェブサイトです。
- 発表企業のPR TIMESページ:アメテック株式会社クレアフォーム事業部のプレスリリース一覧です。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | アメテック株式会社 クレアフォーム事業部 |
| 発表日時 | 2026-07-09 08:30:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |