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山中紙工所、紙製小判抜袋の本格製造を開始 ワンパス製造で低コスト化

有限会社山中紙工所は、ビニール製アームバッグの代替となる紙製小判抜袋「プラストッテ」の本格製造を開始。独自のワンパス製造ラインにより、強度確保と低コスト化、小ロット対応を両立しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
山中紙工所、紙製小判抜袋の本格製造を開始 ワンパス製造で低コスト化

この記事の要点: 有限会社山中紙工所は、ビニール製小判抜袋(アームバッグ)の代替となる環境配慮型の紙製小判抜袋「プラストッテ」の本格製造を開始しました。独自の生産体制を確立したことで、従来の紙製袋において課題となっていた強度確保と低コスト化、さらに小ロット対応を同時に実現。プラスチック製資材からの切り替えに伴うコスト高に悩む企業に向けて、新たな選択肢を提示します。

発表内容のポイント

  • ロール紙から印刷・製袋・小判抜きまでを1台の機械で完結するワンパス製造
  • 持ち手部分に補強紙を自動貼付するなどの独自加工により、高い耐久性を確保
  • 既製品への後印刷手法を導入し、小ロットでのオリジナルデザイン対応が可能

発表の背景

プラスチック資源循環促進法の施行に伴い、企業には脱炭素化への対応が求められています。また、従来のプラスチック資材は原油価格や供給の変動リスクを抱えており、安定調達が可能な「紙」への移行はリスクヘッジとしても注目されています。しかし、従来の紙製小判抜袋は手作業による補強加工が必要でコストが高く、導入の障壁となっていました。

何が発表されたのか

今回本格製造が開始された「プラストッテ」は、専用設備を用いてロール紙からの一貫生産(ワンパス)を行うことで、製造コストを大幅に抑制し、従来のビニール製に近い価格帯を実現しました。持ち手部分には、輪転機による補強紙の自動貼り付けや、枚葉機による切り込み折り返し手法を確立し、破れにくい耐久性を確保しています。さらに、需要の高いサイズを無地製品として在庫化し、後から印刷を施すことで、小ロットのオーダーメイドにも対応します。

製造業・生産管理への見方

製造業や生産管理の視点では、手作業(内職)に頼っていた補強工程を、専用設備による自動化・ワンパス化へとプロセス改革した点が注目されます。工程を集約し自動化することで、リードタイムの短縮とコスト低減を両立する生産ラインの好例と言えます。また、FSC森林認証に対応した原材料調達や、自社在庫を活用した「既製品+後印刷」という柔軟な生産管理手法は、多品種小ロット生産における在庫リスク低減と顧客対応力強化の参考になります。

現場で確認したいポイント

  • 自社製品のパッケージや配布用袋における脱プラ化のコストシミュレーション
  • ワンパス製造ラインによる供給リードタイムと、対応可能なサイズやマチの仕様
  • FSC森林認証用紙を使用した製造を依頼する場合の条件や調達ルートの確認

確認しておきたい点

紙製小判抜袋「プラストッテ」の具体的な耐荷重数値や、ビニール製と比較した際の水濡れに対する強度への影響については、プレスリリース内に記載がないため、実用にあたってはメーカーへの確認が必要です。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 有限会社山中紙工所
発表日時 2026-07-05 23:00:01
元記事 PR TIMESで読む

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