この記事の要点: TISI株式会社は、SAP S/4HANAと連携して経営状況を可視化する「予算管理テンプレート on SAP Analytics Cloud for Planning」を2026年7月2日より提供開始しました。本ソリューションは、予算計画から経営指標管理、グループ予算管理までを一つの仕組みで実現し、データに基づく迅速な経営判断を支援します。
発表内容のポイント
- SAP S/4HANAの実績データを活用し、追加開発やデータ不整合のリスクを抑制
- ROICなどのKPIダッシュボードを標準搭載し、資本効率を意識した管理に対応
- 個別開発を最小限に抑えるFit-to-Template手法により、導入リスクを低減
発表の背景
近年、東証による資本コストや株価を意識した経営の要請に伴い、企業にはROICなどを活用した資本管理の高度化が求められています。また、SAPが計画領域の主要ソリューションをSAP Analytics Cloudへ集約する方針を示したことで、既存ユーザーにとって移行が重要な課題となっています。一方で、現場では部門ごとのデータ分断や手作業によるレポート作成が残っており、これらを解消する仕組みが必要とされていました。
何が発表されたのか
本テンプレートは、SAP Analytics Cloud for Planningを中核とし、SAP S/4HANAとCDS Viewを用いたシステム連携により、予算計画からグループ予算管理までを一貫して支援します。事業別のPL/BS予算計画機能に加え、ROA・ROE・ROICなどのKPIダッシュボードやシミュレーション機能を標準で備えています。導入時には、TISIが業務に適合するテンプレートを選定し、カスタマイズを最小限に抑えるアプローチを採用することで、品質の平準化を図ります。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産管理や経営企画部門において、工場ごとの設備投資や製造原価、販売計画などの実績データと予算を紐づけて管理することは、迅速な意思決定に不可欠です。本ソリューションは、基幹システムであるSAP S/4HANAに蓄積された実績データを直接活用するため、データ連携に伴う不整合を防ぎ、リアルタイムに近い形で経営指標を可視化できます。これにより、生産現場の状況が財務指標に与える影響をシミュレーションしやすくなり、製造業DXにおけるデータ駆動型経営の推進に寄与します。
現場で確認したいポイント
- 自社が導入しているSAP S/4HANAのバージョンやデータ構造との適合性
- 既存の予算管理プロセスやExcel等による手作業業務をテンプレートにどう適合させるか
- 将来的なデータ統合やグループ経営管理の拡張に向けたSAP Datasphere等の活用計画
確認しておきたい点
本ソリューションの提供価格は要件に応じた個別見積りとなっており、具体的な導入費用や期間については個別に対問い合わせて確認する必要があります。
関連リンク
- 製品詳細ページ:予算管理テンプレートの機能や特長を紹介
- TISI株式会社 公式サイト:発表企業であるTISI株式会社の企業情報
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | TISI株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-02 11:10:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |