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インドSAEL、10GW規模の太陽光セル・モジュール統合工場を着工

インドの再生可能エネルギー企業SAELが、ウッタル・プラデーシュ州で5GWの太陽光セルおよび5GWのモジュールを生産する統合工場の建設を開始しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
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この記事の要点: インドの再生可能エネルギー企業SAELは、完全子会社を通じてウッタル・プラデーシュ州ジーワールにて、合計10GW規模の太陽光発電関連の統合製造工場の起工式を行いました。このプロジェクトは、5GWの太陽光セル製造能力と5GWのモジュール製造能力を備えるもので、同国のクリーンエネルギー製造および輸入代替戦略を強力に後押しする動きとして注目されています。

ニュースのポイント

  • 初期投資額約8億6700万ドルを投じ、200エーカーの敷地に統合工場を建設
  • 高効率なTOPCon技術を採用した太陽光セルおよびモジュールを国内向けに生産
  • 稼働後はSAEL全体の太陽光製造能力が計8.5GWに拡大し、地域雇用も創出

背景

インド政府はクリーンエネルギーの国内生産拡大と輸入依存からの脱却を目指す戦略を推進しています。これに伴い、ウッタル・プラデーシュ州では太陽光製造プロジェクトの計画が相次いでいます。SAELは2025年7月に本工場の計画を発表しており、今回の着工によって同州の経済成長目標や国のエネルギー自給自足への貢献を目指しています。

何が起きたのか

今回着工された新工場は、ヤムナ高速道路産業開発公社(YEIDA)の管轄区域内にある200エーカーの敷地に建設されます。初期投資額は820億インドルピー(約8億6700万米ドル)にのぼり、地元で約2万人の雇用を創出する見込みです。生産品目としては、発電効率に優れたトンネル酸化物パスバイアコンタクト(TOPCon)技術を用いた太陽光セルおよびモジュールが予定されており、インド国内市場向けに供給されます。これにより、SAELの製造ポートフォリオは大幅に強化されます。

製造業・生産管理への見方

本プロジェクトは、製造業におけるサプライチェーンの現地化と、先端技術の量産体制確立という観点から重要です。SAELはすでにパンジャーブ州やラジャスタン州の自社拠点でモジュール組み立てを行っており、今回の新工場設立により、セルからモジュールまでの一貫生産体制(垂直統合)がさらに強化されます。製造現場の視点では、TOPConという高効率な次世代技術の生産ラインを5GWという超大規模で立ち上げるための、高度なプロセス制御や品質管理体制の構築が求められます。

現場で確認したいポイント

  • ギガワット規模の超大型工場における、生産ラインの自動化と品質管理手法
  • TOPCon技術などの次世代太陽光デバイス製造における、歩留まり改善策
  • インド国内サプライチェーンの構築状況と、現地調達率の推移

確認しておきたい点

本記事に記載されている投資額や雇用創出規模、および生産能力の数値は計画段階のものであり、実際の稼働時期や最終的な生産効率については今後の建設進捗や市場環境に左右される可能性があります。

出典情報

出典 PV Tech
公開日時 2026-06-29T16:15:03+00:00
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