この記事の要点: 株式会社トルビズオンは、福岡圏の中小企業を対象とした実践型AI活用プログラム「F.LAB AIスクール 第1期」において、同社代表の増本衞氏がAI講師として登壇することを発表しました。本スクールは2026年7月6日から9月28日にかけて全6回開催され、単なるツール操作の習得にとどまらず、組織の業務としてAIを定着させることを目的としています。経営者とDX担当者が2名1組で参加する設計が特徴です。
発表内容のポイント
- 経営者とDX担当者が2名1組で参加し、意思決定と現場実装を同時に推進
- Google WorkspaceやGeminiを活用し、追加のツール投資を抑制
- 3ヶ月全6回のプログラムで、情報調査から業務フロー自動化まで段階的に習得
発表の背景
生成AIの業務活用が広がる一方で、中小企業の現場では研修後も一部の社員のみの利用にとどまり、組織全体の業務改善に繋がりにくい課題があります。また、社員が個人アカウントで生成AIを利用することによる機密情報の流出リスク(シャドーAI)も懸念されています。こうした背景から、AIを個人の便利ツールではなく、会社の業務プロセスを改善する仕組みとして安全に導入・定着させるための学びの場が求められていました。
何が発表されたのか
本スクールは、従業員10〜30名規模の福岡圏の中小企業を対象としています。カリキュラムは3つの段階で構成されており、7月はGeminiを用いた自社・競合調査、8月はNotebookLMを活用した社内文書の整理と専用AI(Gem)の作成・改善、9月はGoogle Workspaceを組み合わせた業務フローの見直しと自動化に取り組みます。さらに、入力制限などのセキュリティルール策定やシャドーAI対策についても学び、組織的な運用体制を整えます。
製造業・生産管理への見方
製造業や生産管理の現場において、DXや業務効率化は急務となっていますが、現場の担当者だけにAI導入を任せると、既存の生産プロセスとの乖離やセキュリティ上のリスクが生じやすくなります。本スクールのように「経営者」と「DX担当者」が共同で参加するアプローチは、現場の課題感と経営層の投資判断・方針を一致させる上で有効です。社内規定や手順書などのドキュメント整理、定型的な業務フローの自動化など、生産管理部門における間接業務の効率化や情報共有の迅速化に寄与する実践的な手法として注目されます。
現場で確認したいポイント
- 自社の社内文書や業務マニュアルが、AIで整理・活用できる状態にあるか
- 現場で個人が勝手に外部AIツールを使用する「シャドーAI」のリスク対策はあるか
- 経営層と現場のDX担当者の間で、業務自動化に対する方針が一致しているか
確認しておきたい点
本スクールは福岡市内で開催される対面型のプログラムであり、対象は主に福岡圏の中小企業(10社限定)となっています。他地域からの参加可否やオンライン対応の有無については、主催者への確認が必要です。
関連リンク
- 株式会社トルビズオン コーポレートサイト:発表企業であるトルビズオンの公式サイトです。
- トルビズオン プレスリリース一覧:PR TIMESにおける同社の発表一覧です。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社トルビズオン |
| 発表日時 | 2026-06-26 15:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |