この記事の要点: 商用電気自動車(EV)の開発・販売を手がけるフォロフライ株式会社は、1トン積載クラスの高性能商用EV「F11シリーズ」について、2026年1月の販売開始から累計納車台数が100台に達したと発表しました。バンタイプの「F11VS」初期ロット100台が完売・納車完了となり、現在は第2ロット以降の供給へ移行しています。同社は引き合いの強さに対応するため、出荷およびアフターサービス体制の強化を進めています。
発表内容のポイント
- 1トン積載クラスの商用EV「F11VS」初期ロット100台が完売し納車を完了
- 夜間充電の活用により、1kmあたりの燃料費を軽油車の約4分の1に抑制可能
- 複数名移動のニーズに応える「3人乗りモデル」の受注を開始し今夏より納車予定
発表の背景
近年、原油高や地政学リスクに伴う軽油価格の高止まりが続いており、事業者は燃料コストの抑制と管理に課題を抱えています。また、荷主企業を中心にサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量(Scope3)の削減要求が強まっており、配送業務における脱炭素化への対応が急務となっています。こうしたコストと環境の両面における課題解決策として、商用EVへの関心が高まっています。
何が発表されたのか
今回完売した「F11VS」は、国の補助金制度を活用できるほか、夜間充電の運用により1kmあたりの燃料費(電気代)を約3〜4円に抑えられる点が特徴です。軽油車の約16円/kmと比較して最大約4分の1に削減でき、年間2万km走行する場合で20万円以上のコスト削減が見込めます。さらに、2026年6月からは乗車定員を3名に拡張した「3人乗りモデル」の受注も開始。ルート配送や設備工事など、複数名での移動を伴う現場への対応力を高めています。
製造業・生産管理への見方
製造業や生産管理の領域において、工場から配送拠点、あるいは顧客への物流プロセスにおける温室効果ガス排出削減は、サプライチェーン全体の評価を左右する重要な要素です。今回、1トン積載クラスの商用EVが実用的な選択肢として市場に受け入れられ始めたことは、自社物流や調達・配送網のクリーン化を検討する製造業にとって重要な指標となります。また、燃料費の変動リスクを抑え、運行コストの予見性を高められる点も、生産管理・物流コストの安定化に寄与します。
現場で確認したいポイント
- 自社の配送ルートや年間走行距離において、EV導入によるコスト削減効果がどの程度見込めるか
- 夜間充電設備の設置スペースや、受電容量など自社拠点のインフラ環境が整っているか
- 3人乗りモデルの導入により、現場への作業員移動や配送業務の効率化が図れるか
確認しておきたい点
燃料費の削減効果(約4分の1)は、関西電力エリアの夜間時間帯別プランや特定の電費・燃費条件に基づく試算であり、実際の走行条件や契約電力プランによって変動する点に留意する必要があります。
関連リンク
- フォロフライ株式会社 コーポレートサイト:フォロフライの企業情報や商用EVの開発実績を紹介
- フォロフライ株式会社のPR TIMESページ:フォロフライのプレスリリース一覧
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | フォロフライ株式会社 |
| 発表日時 | 2026-06-26 11:01:29 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |