この記事の要点: 株式会社イプロスは、2026年7月31日に開催する展示会「イプロスAI 2026 夏」において、株式会社村田製作所のデジタル推進担当部長である内海克也氏による特別講演を実施します。本講演では、AI導入の成否を分ける前段階の組織づくりに焦点を当て、ベテラン社員の経験や勘に依存する現場から脱却し、暗黙知を形式知へと転換して生産性を向上させるための具体的な実践アプローチが紹介されます。
発表内容のポイント
- AI導入の前に不可欠となる、現場の組織体制やルール設計のあり方を提示
- ベテランの勘や経験則といった暗黙知を、組織全体で活用できる形式知へ変換
- 人が作業する組織から、AIエージェントを動かす仕組みを設計する組織への転換
発表の背景
多くの企業でAIツールやAIエージェントの導入が進む一方、ツールの選定や導入そのものに注力してしまい、期待した効果を得られないケースが見られます。AI活用を成功させるためには、導入後の運用だけでなく、導入前にベテランの属人的なノウハウを整理し、誰もが活用できる組織体制を整えることが重要であるという背景から、本講演が企画されました。
何が発表されたのか
本講演では、村田製作所で全社のデジタル推進を担う内海克也氏が登壇します。同氏は高周波部品開発や研究開発管理などを経てデジタル領域に従事してきた実績を持ち、その知見をもとに、AIエージェント時代に求められる「人の役割」や組織改革について解説します。単にシステムを導入するのではなく、人が作業を行う状態から、AIを動かすためのルールを設計する組織へと変革するプロセスが語られます。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産現場では、熟練技術者の高齢化や退職に伴う「技術承継」と「属人化の解消」が長年の課題となっています。本講演で示される「暗黙知の形式知化」は、ベテランの頭の中にあるノウハウをデジタル資産として再構築するための重要な指針となります。AIを単なるツールとして導入するのではなく、生産管理や現場の業務プロセスそのものを再設計し、組織全体の生産性を底上げするためのDX推進のヒントとして、製造業の担当者にとって価値のある内容です。
現場で確認したいポイント
- 自社の生産現場において、ベテランのノウハウが暗黙知のまま放置されていないか
- AIツールを導入する前に、業務プロセスの整理や組織体制の整備が計画されているか
- 現場の作業員がAIを使いこなし、ルールを設計・管理できる体制へ移行可能か
確認しておきたい点
本講演は事前登録制の無料セミナーですが、会場は有明GYM-EX(東京都江東区)でのリアル開催となるため、参加には現地への移動が必要です。また、具体的な村田製作所の社内システム構成や、導入された特定のAI製品名などの詳細がどこまで公開されるかは事前情報からは不明です。
関連リンク
- イプロスAI 2026 夏 公式サイト:展示会全体の概要や出展対象、開催情報
- 株式会社イプロス 企業サイト:主催企業であるイプロスのBtoBマーケティング支援サイト
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社イプロス |
| 発表日時 | 2026-06-24 19:47:40 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |