この記事の要点: リコーPFUコンピューティング株式会社は、手作業のミスを防止する作業検査カメラ「RICOH SC-20」のオプション機能として、電動バリフォーカルレンズに対応する「Preset Zoom Option」を2026年6月22日より受注開始しました。従来は単焦点レンズと手動フォーカスのみの対応でしたが、本オプションにより、1本のレンズで多様なサイズや高低差のある対象物の検査に対応可能となります。
発表内容のポイント
- 電動バリフォーカルレンズ対応により、レンズ交換なしで幅広いワークサイズに対応可能
- 焦点距離やフォーカス位置を検査箇所ごとにプリセットし、自動調整での検査を実現
- 利用にはSC-20のファームウェアアップデートと有償ライセンスのアクティベーションが必要
発表の背景
手作業の組み立てや目視検査におけるミス防止(ポカヨケ)を支援する「RICOH SC-20」ですが、従来は単焦点レンズと手動フォーカスのみの対応であったため、サイズが異なる製品や、高低差のある対象物を同一ラインで検査することが困難でした。こうした課題に対し、現場の生産性向上や品質管理の柔軟性を求めるユーザーからの強い要望に応える形で、今回の電動レンズ対応オプションが開発されました。
何が発表されたのか
新登場の「Preset Zoom Option」は、USB給電で駆動するCBC株式会社製の電動バリフォーカルレンズに対応します。これにより、作業工程や検査箇所に合わせて最適な画角とフォーカスを自動的に調整できるようになります。高低差のある検査対象物であっても、一連の工程の中で各箇所の作業を正確かつ迅速に判定できるため、検査の自動化とスムーズな作業進行を両立します。対応レンズは焦点距離の異なる2種類が指定されています。
製造業・生産管理への見方
多品種少量生産や、同一ラインで異なるサイズの製品が流れる製造現場において、カメラのレンズ交換や手動でのピント調整は生産性を下げる要因となっていました。今回の電動レンズ対応により、1台のカメラシステムで多様なワークに対応できるようになり、段取り替えの手間が大幅に削減されます。また、高低差のある立体的な構造物に対するポカヨケ検査も自動でピントが合うため、検査精度の安定化と作業者の負担軽減に寄与します。
現場で確認したいポイント
- 現在導入している「RICOH SC-20」のファームウェアがVer.8.0.0.0以上にアップデート可能か
- 検査対象となるワークのサイズや高低差が、指定の電動バリフォーカルレンズ2種の仕様内に収まるか
- 有償ライセンスの導入コストと、段取り替え削減による生産性向上効果の費用対効果
確認しておきたい点
本オプション機能を利用するためには、SC-20のファームウェアをVer.8.0.0.0以上にアップデートした上で、有償のライセンスファイルを入手してアクティベーションを行う必要があります。また、指定されたCBC株式会社製の電動バリフォーカルレンズ(2機種のいずれか)を別途用意する必要があります。
関連リンク
- 発表企業サイト:リコーPFUコンピューティングの公式企業サイト
- 関連ページ:本オプション機能に関するメーカーのニュースリリース
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | リコーPFUコンピューティング株式会社 |
| 発表日時 | 2026-06-22 13:10:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |